用語集

青木淳

読み方
あおきじゅん

青木淳(あおきじゅん、1956年生まれ)とは、日本を代表する建築家の一人で、東京都生まれ、東京大学工学部建築学科卒業(1980年)、同大学院修士課程修了(1982年)、磯崎新アトリエでの実務経験(1983年〜1990年)を経て、1991年に「青木淳建築計画事務所」(後にAS建築設計事務所)を設立、現在に至るまで日本の現代建築の最前線で活躍する建築家である。青木淳の作品は、(1)公共建築(青森県立美術館、京都市京セラ美術館(旧京都市美術館)の改修、ルイヴィトン銀座並木通り店、ルイヴィトン大阪御堂筋店等)、(2)商業建築(ルイヴィトン名古屋栄店、ルイヴィトン銀座七丁目店)、(3)住宅、(4)公共空間、(5)展覧会会場構成、(6)家具・プロダクトデザイン、など多岐にわたる。代表作の青森県立美術館(2006年竣工、奈良美智の作品「あおもり犬」を展示)は、現代日本建築を代表するミュージアム建築のひとつとして高く評価され、青森県の文化観光ハブとして機能している。京都市京セラ美術館(旧京都市美術館、2020年リニューアル開館)は、1933年に建てられた帝冠様式の歴史的建造物を青木淳の設計によりリニューアル・増築したもので、伝統と現代の融合、新旧の対話、歴史的遺産の保全と現代的機能要件の調和、などをテーマとした優れた建築事例として国内外から注目を集めている。受賞歴も豊富で、JIA新人賞(1998年)、日本建築学会賞作品賞(2004年、青森県立美術館)、芸術選奨文部科学大臣賞(2005年、青森県立美術館)など多数受賞している。彼は建築家としてだけでなく、京都市京セラ美術館長(2019年〜2024年)、東京藝術大学美術学部建築科教授(〜2024年)など、文化施設経営・建築教育の分野でも幅広く活躍し、日本の建築文化発展に大きく貢献している。マンション・ビルの大規模修繕工事との直接的接点は限定的だが、京都市京セラ美術館のような歴史的建造物の保全・改修プロジェクトは、明誠グループが目指す「建物の長寿命化・資産価値維持」の理念と相通じる側面があり、フランチャイズ加盟の塗装・防水・タイル工事会社にとっても文化財保全分野の知見が将来的な強みとなる可能性がある。

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