用語集

1級建築施工管理技士

読み方
いっきゅうけんちくせこうかんりぎし

1級建築施工管理技士(いっきゅうけんちくせこうかんりぎし)とは、建設業法第27条に基づく国家資格で、建築一式工事に関する高度な施工管理を担う最上位技術者資格を指す。一般財団法人建設業振興基金が指定試験機関として実施し、第一次検定(マークシート)と第二次検定(記述・施工経験記述)の2段階で構成される。第一次検定合格者は「1級建築施工管理技士補」、第二次検定にも合格すると「1級建築施工管理技士」の称号が与えられる。受検資格は学歴と実務経験年数の組み合わせで定められ、大学建築・土木学科卒業者は実務経験3年以上、それ以外は最大15年の実務経験が必要となるが、近年は2級合格者に対する受検要件緩和、若手技術者の早期キャリアアップ支援が進められている。試験範囲は建築学・施工法・施工管理・建築法規・関連法令・安全管理など極めて広範で、設計図書の読解力、工程表作成力、品質管理計画作成力、原価管理力、安全衛生管理力など実務に直結する高度な能力が問われる。本資格保有者は、特定建設業の建築工事業許可における専任技術者、元請工事における監理技術者・主任技術者、公共工事入札における経審の技術者点数加算対象者として活躍でき、ゼネコン・サブコン・専門工事会社のいずれにおいても重要なポジションを占める。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、外壁改修・防水・タイル張替・塗装・サッシ更新・共用部リニューアル・耐震補強など多岐にわたる工種が同時並行で進むため、これらを統括できる1級建築施工管理技士の存在が品質と安全の要となる。明誠およびフランチャイズ加盟会社では、本資格者を技術部門の中核として配置し、ロープアクセス工法・ハイブリッド工法を含む多様な工法選択を最適化する判断力を発揮している。JCSAでは本資格取得支援セミナーや実地試験対策講座を継続開催し、加盟会社の技術者育成と経営基盤強化を支援している。

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