用語集
ACSアスファルト溶融温度
読み方
えーしーえすあすふぁると ようゆうおんど
ACSアスファルト溶融温度(えーしーえすあすふぁると ようゆうおんど)とは、ACS(Asphalt Container System、アスファルトコンテナシステム)方式のアスファルト溶融装置における溶融温度設定値を指し、アスファルト系防水工事におけるアスファルトコンパウンド(防水材料)の最適溶融温度管理に関する技術概念である。アスファルト系防水工事では、固形のアスファルトコンパウンドを高温(180〜260℃前後)で溶融し、流動状態で塗布・貼付施工を行うが、温度管理が不適切だと、第一に「低温時:流動性不足・接着不良・施工困難」、第二に「高温時:アスファルト劣化(揮発成分蒸散・性能低下)・火災リスク」などの品質・安全問題が生じる。ACSは溶融温度を一定範囲内で自動制御する装置で、適切な温度管理により施工品質と安全性を両立する。一般的なアスファルトの最適溶融温度は、改質アスファルト系で200〜240℃、ストレートアスファルト系で180〜200℃前後と種類により異なる。アスファルト系防水工事は、近年は機械的固定工法・接着固定工法へのシフトが進んでいるが、伝統的なアスファルト系防水の長期信頼性は依然高く、特定の用途(学校・公共建築・複雑形状部位)では現役の工法である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上防水改修で、アスファルト系防水改修を選択する場合、ACS等の温度管理装置の活用が品質確保と安全性の両立につながる。明誠フランチャイズの防水工事専門会社は適切な施工管理により高品質な改修を実現し、JCSAでも防水技術セミナーを開催している。

