用語集
ADSL
読み方
えーでぃーえすえる
ADSL(えーでぃーえすえる)とは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略で、電話線(メタル線)を利用したインターネット接続サービスの一種を指し、2000年代に日本のブロードバンド普及を牽引した非対称デジタル加入者線方式である。「非対称」とは、下り(受信)速度と上り(送信)速度が異なることを意味し、一般的に下りは1〜50Mbps、上りは0.5〜5Mbps程度であった。ADSLの利点は、第一に「既存電話線を流用できる」、第二に「光回線より工事が簡易」、第三に「初期費用が安い」、第四に「通信費が比較的安価」などで、光回線が未整備な地方・郊外でブロードバンド利用を可能にした。一方、欠点として、第一に「電話局からの距離で速度が低下」、第二に「光回線より速度上限が低い」、第三に「ノイズの影響を受けやすい」などがあり、光回線の普及とともにシェアが急減した。2020年代以降は主要事業者がADSLサービスを終了しており、フレッツADSLも2023年に終了している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は薄いが、収益不動産(特に古いマンション・アパート)の改修時には、配線設備の更新・光回線対応工事が修繕項目として含まれることがあり、入居者満足度・物件競争力の維持に関わる。明誠では設備配線関連の改修にも対応可能で、フランチャイズ加盟会社と連携した一括対応が可能。JCSAでもDX・通信インフラ関連セミナーを開催している。

