用語集
AEP
読み方
エーイーピー
AEP(エーイーピー)とは、Acrylic Emulsion Paint(アクリルエマルション塗料)の略で、合成樹脂(アクリル系)を水中に分散させたエマルション形態の水性塗料を指し、室内壁・天井・木部などへの塗装に広く用いられる現代建築塗装の基本塗料概念である。AEPは溶剤系塗料と比較して、第一に「VOC(揮発性有機化合物)が少ない(環境負荷小)」、第二に「臭気が少ない(居住者への影響小)」、第三に「火災リスクが低い」、第四に「水で希釈・洗浄が可能(施工性良好)」、第五に「乾燥が早い」、第六に「比較的安価」などのメリットを持つ。一方、デメリットとして「耐水性・耐久性は溶剤系よりやや劣る」「下地調整が重要」などがある。JIS K 5663(合成樹脂エマルションペイント)で規格化されており、1種・2種に分類される。代表メーカーは、関西ペイント(アレスアクアセラシリコン)、日本ペイント(ニッペアクリックス)、SK化研(エスケー水性セラタイトSi)、ロックペイント、トウペ、ダイフレックスなど。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部内装塗装(廊下・階段室・エレベーターホール)、専有部リフォーム塗装でAEPが標準的に使用される。明誠フランチャイズの塗装工事専門会社では、AEP・水性シリコン塗料・水性フッ素塗料など各種水性塗料の適切な選定と施工により、居住者への影響を最小化した高品質な改修施工を実現。JCSAでも塗装関連の技術セミナーを開催している。

