用語集
ALC取付アンカー
読み方
えーえるしーとりつけあんかー
ALC取付アンカー(えーえるしーとりつけあんかー)とは、ALCパネルを建物の躯体(鉄骨・鉄筋コンクリート造の柱・梁・床スラブ)に取り付けるための専用アンカー・金物・ボルトの総称を指し、ALC建築の構造的安全性・耐震性・耐風圧性を確保するための重要な構造接合部材概念である。ALC取付アンカーの基本構成は、第一に「躯体側定着金物(後施工アンカー・ボルト)」、第二に「ALCパネル側保持金物(パネル取付プレート・クリップ)」、第三に「振れ止め金物(地震時の脱落防止)」、第四に「アンカーボルト(接続用)」、第五に「ねじ部材(締付・固定)」などである。ALC取付方式には、縦張り工法用・横張り工法用・縦壁ロッキング構法・縦壁スライド構法・横壁アンカー構法・横壁ボルト止め構法などのバリエーションがあり、ALCパネルの寸法・建物用途・耐震要求性能に応じて選定される。設計はALC協会の「ALCパネル取付け工事標準仕様書」「ALC構造設計指針」等に基づき、地震時水平力・風圧力に対する応力解析が行われる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるALC外壁の改修では、取付アンカーの腐食・緩み・脱落リスクを点検し、必要に応じて補強・交換を実施する。明誠フランチャイズの構造補強・外装工事専門会社は、ALC取付金物の専門知識を保有し、ロープアクセス工法と組み合わせた効率的な改修施工に対応。JCSAでも外壁・構造関連セミナーを開催している。

