用語集
AntiScatter
読み方
あんちすきゃたー
Anti Scatter(あんちすきゃたー、飛散防止フィルム)とは、地震・台風・爆発・事故などでガラスが割れた際に、ガラス片の飛散を防止する機能を持つ建築用ガラスフィルムの総称で、防災対策の必須機能として現代の建築フィルムにおいて広く採用されている。素材はPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを基材に、特殊粘着剤でガラス内側面に貼付し、(1)ガラス全体を膜で覆って割れた際の飛散を抑制、(2)膜の引張強度でガラス片を保持、(3)透明性を保持し採光・視認性を阻害しない、(4)UV(紫外線)カット機能を併せ持つ製品が多い、などの特徴を持つ。日本国内では1995年の阪神・淡路大震災以降、ガラス飛散による負傷事故防止対策として、(A)学校・保育園・幼稚園の窓、(B)病院・福祉施設の窓、(C)オフィス・商業施設の大型ガラス、(D)駅・空港・公共施設、(E)住宅・マンションの窓、で採用が拡大した。フィルムの種類は、(i)標準飛散防止タイプ(厚さ50μm程度)、(ii)防犯フィルム(厚さ200〜400μm、打破防止機能)、(iii)UVカット型、(iv)遮熱型、(v)目隠し型、と多様で、用途・予算・性能要求に応じて選定する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における窓ガラスの安全対策強化として、共用廊下・エントランス・階段室の大型ガラスへの飛散防止フィルム貼付が広く採用される。明誠はロープアクセス工法を活用した高所窓ガラスへのフィルム貼付施工で、足場費を削減しながら防災対策を実現する。

