用語集

APP改質アスファルト

読み方
えーぴーぴーかいしつあすふぁると

APP改質アスファルト(えーぴーぴーかいしつあすふぁると)とは、Atactic Polypropylene(アタクチックポリプロピレン)を添加して改質されたアスファルト系防水材料を指し、SBS改質アスファルトと並ぶ改質アスファルト系防水材の代表的な種類である。APPはポリプロピレンの一種で、結晶構造を持たないアタクチック型ポリマーで、アスファルトに5〜20%程度添加することで、第一に「優れた耐熱性能(高温時の流動防止、80〜110℃の高融点)」、第二に「優れた耐紫外線性能(劣化抑制)」、第三に「優れた耐疲労性能」、第四に「適度な硬度(変形しにくい)」などの特性を発揮する。一方、低温脆性(低温時にもろくなる)はSBS改質アスファルトより劣る傾向があるため、温暖地・高気温地域に適している。APP改質アスファルトはイタリア・スペイン・南欧で広く普及しており、日本国内でもトーチ工法による施工で用いられる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上防水改修で、APP改質アスファルト系ルーフィングシートが採用される場面があり、特に夏期高温地域・南向き屋根・耐熱性が要求される現場で適する。明誠フランチャイズの防水会社は改質アスファルト系防水の認定施工技術を保有し、ロープアクセス工法との組み合わせで高層建築への対応も可能。JCSAでも防水技術セミナーを開催している。

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