用語集

ASRS

読み方
えーえすあーるえす

ASRS(えーえすあーるえす)とは、Automated Storage and Retrieval System(自動倉庫システム)の略で、倉庫・物流センター・工場・データセンター等で使用される自動化された保管・取出システムを指し、コンピュータ制御による物品の入出庫・在庫管理・搬送を高速・高密度・高精度で実現する現代物流DX分野の中核技術概念である。ASRSの主要な構成要素は、第一に「ラック構造(高密度収納棚)」、第二に「スタッカークレーン(自動搬送機)」、第三に「コンベヤ・AGV(自動搬送車)」、第四に「制御システム(WMS・WCS)」、第五に「入出庫ステーション」、第六に「在庫管理データベース」などである。代表メーカーは、ダイフク(世界シェア1位)、村田機械、ムラタ機械、ニチユ三菱フォークリフト、SSI Schaefer、Knapp、AutoStore、Symbotic、Witron、Bekele Technologyなど。建設業界との関連は、第一に「物流倉庫・データセンター・工場の新築建築需要」、第二に「既存倉庫のASRS化に伴う建築改修需要」、第三に「ASRSラック構造の重量に対応した床補強」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接的関連は限定的だが、物流不動産投資が拡大する中で、収益不動産としての物流倉庫建築・改修需要が増加している。明誠でも物流不動産オーナーへの大規模修繕提案も視野に入れ、フランチャイズ加盟会社全体での対応力強化を進めている。JCSAでも物流DX・建設DX関連セミナーを開催している。

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