用語集

AT固定ピッチ最適化

読み方
えーてぃーこていぴっちさいてきか

AT固定ピッチ最適化(えーてぃーこていぴっちさいてきか)とは、AT工法(耐火認定ルーフデッキ下地塩ビシート機械固定工法)における、ATディスク・ウルトラビスの固定ピッチ(間隔)を風荷重に応じて最適化する設計手法を指し、耐風圧性能とコスト・施工性のバランスを取る重要な防水設計概念である。屋上防水層の機械的固定工法では、風荷重に対する固定強度(風による剥離・めくれ防止)が長期耐久性を左右する重要要素で、固定ピッチが密になるほど耐風圧性能は向上するが、ビス・ディスクのコスト・施工時間が増加する。AT固定ピッチ最適化の手順は、第一に「建物の立地・形状・高さ・周辺環境から風荷重を算定」、第二に「屋上部位の風圧係数(中央部・周辺部・コーナー部)を判定」、第三に「部位別に必要固定強度を算出」、第四に「ATディスク・ウルトラビスの単点引抜強度を確認」、第五に「必要安全率を考慮した固定ピッチ(300〜600mm間隔)を設定」という流れである。建築物荷重指針(AIJ)・JIS A 6008(合成高分子系ルーフィングシート)等の基準に準拠した設計が行われる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上防水改修で、特に台風常襲地域・高層建築・大空間建築の改修設計で重要となる。明誠フランチャイズの防水会社は田島ルーフィング認定施工技術を保有し、ロープアクセス工法との組み合わせで高層建築への対応も可能。JCSAでも防水技術セミナーを開催している。

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