用語集
Axelspaceアクセルスペース
Axelspaceアクセルスペース(株式会社アクセルスペースホールディングス、Axelspace Holdings)とは、東京都中央区日本橋に本社を置く日本の宇宙開発スタートアップ企業で、超小型衛星(マイクロサテライト、CubeSat)の設計・製造・打ち上げ・運用・衛星データ提供を主力事業とする民間宇宙ビジネスのリーディングカンパニーである。同社は2008年に東京大学の中須賀真一研究室発のベンチャーとして設立され、世界初の民間商用超小型地球観測衛星「WNISAT-1」(2013年打ち上げ、ウェザーニューズ向け)を皮切りに、自社の地球観測衛星群「GRUS(グルース)」を運用、地球観測データ販売、衛星画像解析、衛星設計・製造受託、宇宙ビジネスコンサルティングなどを総合的に展開している。アクセルスペースのビジョンは「Space within your reach(宇宙を、もっと身近に)」で、超小型衛星の量産・低コスト化・サービス化を通じて、宇宙利用を一部の政府機関・大手企業から、中小企業・自治体・個人にまで拡大することを目指している。主要サービスは、(1)AxelGlobe(アクセルグローブ):超小型衛星群GRUSによる地球観測サービス、農業・林業・防災・都市計画・環境モニタリング・物流・保険・不動産などへのデータ提供、(2)AxelLiner(アクセルライナー):超小型衛星の設計・製造・打ち上げ・運用の総合請負サービス、(3)コンサルティング・教育、などである。建築・建設業界との接点としては、(A)建築工事現場の衛星モニタリング、(B)大規模インフラ建設の進捗管理、(C)都市開発・再開発の俯瞰観測、(D)災害被災状況の把握、(E)森林・植生・地形の変化観測、(F)固定資産管理、などの応用可能性がある。マンション・ビル大規模修繕工事の文脈では直接の関わりは少ないが、(i)大規模なマンション団地・複合再開発の進捗管理、(ii)長期にわたる建物群の維持管理状況の俯瞰把握、(iii)災害発生時の被害状況の迅速把握、(iv)都市熱島・ヒートアイランド対策の効果検証、などで衛星データの活用可能性が広がりつつある。明誠グループは地上の建築物の大規模修繕を主軸とするが、JCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)を通じて建設業界の最新トピックとして宇宙技術の建築応用・産業応用などの動向も会員企業に情報発信し、新規市場開拓のヒントとなる業界知見の共有を行っている。

