用語集

EPDマーク

読み方
いーぴーでぃーまーく

EPDマーク(いーぴーでぃーまーく、Environmental Product Declaration、環境製品宣言)とは、建材・製品の環境性能(CO2排出量・資源消費量・廃棄物発生量等)を第三者機関の認証によりラベル表示する国際的なエコラベル制度で、現代の持続可能な建築・建材調達における重要な指標である。EPDは、(1)ISO 14025(環境ラベル及び宣言-タイプIII環境宣言)に準拠した第三者認証、(2)製品のライフサイクル全体(資源採取→製造→輸送→使用→廃棄)でのCO2排出量を定量的に開示、(3)異なる製品間で環境性能を客観的に比較可能、(4)グリーンビルディング認証(LEED・BREEAM・WELL)の評価加点対象、(5)公共調達(グリーン調達)の評価指標、などの特徴を持つ。EPD認証機関は世界に多数あり、代表的なものとして、(A)EPD International AB(スウェーデン、世界最大)、(B)International EPD System、(C)UL Environment(米国)、(D)BRE Global(英国)、(E)日本ではJEMAI(一般社団法人産業環境管理協会)の「エコリーフ」、(F)「サスティナブル建築物等先導事業(環境配慮型)」の評価基準、などである。建設業界・建材業界での活用は、(i)LEED認証(米国USGBC運営)の建材選定評価、(ii)グリーンビル建設の建材調達基準、(iii)公共建築工事のグリーン調達、(iv)大手デベロッパー・ゼネコンの環境配慮型調達、(v)海外輸出案件での環境性能訴求、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における建材選定で、(A)ESG経営を重視するREIT保有物件、(B)海外資本のホテル・オフィスビル、(C)大手企業の本社ビル、(D)公共施設、などでEPD認証取得建材の優先採用が要求されるケースが拡大している。明誠はJCSAを通じて環境配慮型建材・施工情報を発信している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!