用語集
EVフルリニューアル
EVフルリニューアル(いーぶいふるりにゅーある、Full Elevator Renewal)とは、エレベーター全体(昇降路内全機器、機械室、制御盤、かご、扉、操作盤、安全装置等)を完全に新品同等水準に更新する大規模リニューアル工法で、現代のエレベーター更新の中で最も包括的・高品質な工法である。EVフルリニューアルの主要工事内容は、(1)巻上機・モーターの交換(インバータ制御・省エネ機種への更新)、(2)制御盤・操作盤の全面更新(最新マイコン制御、地震時管制運転、防犯機能)、(3)かごの全面更新(フレーム、扉、内装、操作パネル)、(4)乗場扉の全面更新、(5)ガイドレールの更新または再調整、(6)ロープ・ベルトの新規取付、(7)安全装置の最新化、(8)電気配線の全面更新、(9)耐震補強、などである。フルリニューアルの主要メリットは、(A)新品同等性能(保守性、安全性、快適性、省エネ性)、(B)建物の寿命に合わせた長期使用(20〜25年)、(C)法規制への完全対応、(D)省エネ性能向上(消費電力30〜50%削減)、(E)保守費用の削減、などである。注意点は、(i)コストが高い(1基あたり2,000〜3,000万円)、(ii)工期が長い(2〜3ヶ月)、(iii)工事中はエレベーター使用不可、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるエレベーター更新提案で、(A)築25〜30年以上経過して機器の老朽化が顕著、(B)部品供給終了で保守が困難、(C)長期的な建物保有計画、(D)資産価値向上を重視する高級物件、などで標準的に選定される。明誠は3工法と並行したEV関連の総合リニューアル提案で建物の総合価値向上を実現する。

