用語集
EVリニューアル抗菌
EVリニューアル抗菌(いーぶいりにゅーあるこうきん、Antibacterial Elevator Renewal)とは、エレベーターのリニューアル工事において、内装材・操作盤・手すり・床材などに抗菌機能を持つ素材を採用することで、細菌の繁殖を抑制し、利用者の衛生環境を改善する現代のエレベーターリニューアル手法である。「抗菌」と「抗ウイルス」は異なる概念で、(1)抗菌:細菌の増殖を抑制する機能、(2)抗ウイルス:ウイルスの感染力を低下させる機能、(3)抗カビ:カビ菌の繁殖を抑制する機能、と各々独立した評価基準で認証される。SIAA(抗菌製品技術協議会)の抗菌認証マーク取得品は、JIS Z 2801試験で24時間以内に99%以上の菌減少を実証している。EVリニューアル抗菌の主要対象部位は、(A)手すり(医療施設・福祉施設・マンション共用部で重要)、(B)操作盤・呼出ボタン、(C)扉・取手、(D)壁面・パネル、(E)床材、などである。代表的な抗菌建材・素材は、(i)抗菌ステンレス、(ii)抗菌化粧フィルム、(iii)抗菌塗料、(iv)抗菌長尺シート(東リエスリューム等)、(v)銀イオン・銅イオン・光触媒系抗菌コーティング、などである。建物用途別の重要性は、(A)医療機関・福祉施設・保育施設:最重要(感染症対策)、(B)食品関連施設:重要(食中毒予防)、(C)マンション・ホテル:標準、(D)オフィス・商業施設:標準、と幅広い建物で標準化が進む。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるEVリニューアル提案で、抗菌・抗ウイルス機能の組合せが標準仕様となりつつある。明誠はフランチャイズ加盟の内装工事会社と連携した総合提案で建物全体の衛生対策を実現する。

