用語集

EV鏡

読み方
いーぶいかがみ

EV鏡(いーぶいかがみ)とは、エレベーターのかご内壁面または背面に設置される鏡のことで、現代のエレベーター内装における標準装備の一つで、空間を広く見せる効果と利用者の安全確認に役立つ重要な内装部材である。EV鏡の主要機能は、(1)視覚的な空間拡大効果(実際より広く感じさせる)、(2)車椅子利用者の後方確認(後ろ向きで降りる際の安全確保)、(3)視覚障害者の補助、(4)利用者の身だしなみ確認、(5)防犯効果(死角の解消、視認性向上)、(6)意匠演出(高級感、清潔感)、などである。設置位置は、(A)かご背面壁(最も一般的、車椅子用全身鏡として機能)、(B)かご側面壁(補助鏡、化粧直し用)、(C)かご天井(特殊用途、ホテル等の意匠演出)、(D)操作盤上部(小型鏡、補助用)、などである。仕様は、(i)標準ガラスミラー(厚さ5〜6mm)、(ii)強化ガラスミラー(飛散防止対策、安全性向上)、(iii)防錆コーティング・銅膜タイプ、(iv)アクリルミラー(軽量、割れ防止)、(v)ステンレスミラー(防錆、高耐久)、などから建物用途・予算・意匠に応じて選定する。建築基準法・バリアフリー法(高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)では、(A)車椅子対応エレベーターの背面鏡設置が標準推奨、(B)視認確認できる位置・サイズが必要、と規定される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるエレベーターリニューアル工事で、(i)既存EV鏡の交換(経年劣化・破損対応)、(ii)バリアフリー対応化(全身鏡への更新)、(iii)意匠リニューアル(高級感のあるEV内装演出)、などが標準的に提案される。明誠はフランチャイズ加盟の内装・設備工事会社と連携し、外装工事と並行したEV内装リニューアルの総合提案を実現する。

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