用語集

EVcom

読み方
いーぶいこむ

EVcom(いーぶいこむ、株式会社EVcom)とは、エレベーターの独立系(メーカー系列以外の)保守事業者で、各メーカー(三菱・日立・東芝・フジテック・オーチス等)のエレベーターを横断的に保守メンテナンスする独立系EV保守会社の一つである。エレベーター保守業界の構造は、(1)メーカー系(三菱電機ビルテクノサービス、日立ビルシステム、東芝エレベータ、フジテックビルシステム、日本オーチス・エレベータなど)、(2)独立系(メーカー系列外、複数メーカーのEVを保守、コスト競争力で優位)、(3)小規模独立系(地域・業界特化)、と大別される。メーカー系のシェアは約80%だが、独立系のシェアも徐々に拡大しており、(A)コスト削減ニーズの強いマンション管理組合、(B)多店舗展開する流通・物流企業、(C)公共建築(庁舎、学校、病院)、(D)老朽建築の保守、などで採用が広がる。独立系EV保守の主要メリットは、(i)メーカー系より保守費用が20〜40%安い、(ii)複数メーカーEVの一括管理が可能、(iii)柔軟な契約形態(フルメンテ・POG=Parts Oil Greaseなど)、(iv)部品・修理のコスト削減、などである。一方、注意点は、(A)メーカー純正部品の入手が遅い場合がある、(B)最新機種・特殊機種への対応が限定的、(C)保守技術員の確保が課題、(D)長期保守契約の信頼性、などである。EVcomの公式情報や規模・経営状況については個別企業の最新情報を確認する必要がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事を実施する管理組合・オーナーが、(A)EV保守契約の見直し、(B)コスト削減提案、(C)独立系への切替検討、などを行う際の選択肢の一つとなる。明誠はJCSAを通じてマンション管理組合向けの建物維持管理コスト最適化情報を発信している。

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