用語集
HIVE管
HIVE管(耐衝撃硬質ビニル電線管、High Impact Vinyl Electrical Conduit)とは、ポリ塩化ビニル(PVC)に耐衝撃性向上のための変性剤を添加した、耐衝撃硬質塩化ビニル電線管を指し、屋外露出配管・地中配管・建築物外周部などの過酷環境下での電線保護用途で広く採用される、現代の電線管分野における重要な配管部材概念である。本管材は、JIS C 8430(硬質ビニル電線管)に基づく規格製品で、第一に「VE管(標準型)」、第二に「HIVE管(耐衝撃型)」、第三に「特殊形状管」などに分類される。HIVE管の特徴として、第一に「耐衝撃性(標準VE管の2〜3倍の衝撃耐性、低温脆性が改善)」、第二に「低温脆性の改善(-20℃以下でも割れにくい、寒冷地対応)」、第三に「軽量・施工性が良い」、第四に「絶縁性能・耐電圧性能が高い」、第五に「耐腐食性・耐薬品性に優れる」、第六に「カラーバリエーション(白・グレー・黒)」などが挙げられる。サイズ規格は呼び径16mm、22mm、28mm、36mm、42mm、54mm、70mm、82mmなどがあり、用途・電線容量に応じた選定が行われる。施工方法は、第一に「直管とエルボ・ベンド継手の組合せ」、第二に「専用接着剤による接合」、第三に「サドル金具による固定」、第四に「貫通孔処理(スリーブ・耐火パテ)」などである。代表的な電線管メーカーは、未来工業株式会社、株式会社マンダ、株式会社オンダ製作所、東洋ベンディング工業、太陽電線工業、三菱電線工業、株式会社呉羽、株式会社シーシーエスなど。HIVE管の主な用途は、第一に「屋外露出配管(建物外周部・屋上・ベランダ)」、第二に「地中埋設配管(屋外照明・コンクリート埋設)」、第三に「寒冷地の屋外配管」、第四に「機械的衝撃のリスクが高い箇所」、第5に「水気がある場所」、第六に「コンクリート埋設・モルタル埋設」、第七に「外壁内部配管」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における電気設備更新工事では、屋外露出配管の更新・追加配管時に、HIVE管が標準採用される機会が多い。共用部廊下照明・外灯回路・駐車場照明・防犯カメラ回路・テナント追加配線などで活用される。明誠フランチャイズの電気工事専門会社が対応し、JCSAでも電気工事関連のセミナーを定期開催している。

