用語集

HUIT

読み方
うぃっと

HUIT(ユイット)とは、フランスのPETZL(ペツル)社が製造販売するロープアクセス用降下器の代表的な製品「フィギュアエイト(Figure 8)」、別名「8環下降器」「8の字降下器」を指す。「HUIT」はフランス語で「8」を意味し、製品の形状が数字の8に似ていることから命名された古典的な制動器・降下器である。フィギュアエイトの主な特徴は、第一に「シンプルな構造」(金属の8字型一体成形、可動部なし、壊れにくい)、第二に「軽量・コンパクト」(携帯性が高い)、第三に「ロープへの装着が容易」(小さな輪をカラビナに掛け、大きな輪にロープを通す)、第四に「制動力の調整が直感的」(ロープの巻き付き方・握り方で速度調整)、第五に「双方向使用可能」(上下どちらの向きでも使用可能)、第六に「価格が安価」(他のメカニカル降下器より低価格)などである。一方デメリットとして、第一に「ロープへのツイスト(ねじれ)が発生しやすい」、第二に「自動制動機能がない」(手を離すと墜落リスク)、第三に「現代のロープアクセス基準では推奨されない」(より安全な自動制動式降下器が標準)、第四に「ロープの摩耗が大きい」などがある。歴史的にはロッククライミング・ケイビング(洞窟探検)・救助活動・古典的なロープワークで長年使用されてきたが、現代のIRATA(産業ロープアクセス技術協会)・SPRAT(米国産業ロープアクセス技術協会)等の産業ロープアクセス基準では、自動制動式降下器(PETZL ID/IDS、PETZL RIG、ペツルストップ等)の使用が標準となっており、フィギュアエイトは「バックアップ機材」「初心者向け練習機材」「特殊用途機材」として位置付けられている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事で実施されるロープアクセス工法では、安全性確保のため、自動制動式降下器を主装備として使用し、フィギュアエイトは予備機材または特殊作業用として活用する場合がある。明誠ではロープアクセス工法のフランチャイズ運営において、IRATA・SPRAT等の国際基準に準拠した安全管理体制を構築し、最新の安全機材・装備を加盟会社全体で標準化し、ロープアクセスの日本初のフランチャイズ展開を支えている。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!