用語集
IK工法
読み方
あいけーこうほう
IK工法とは、田島ルーフィング株式会社が開発・展開する「既存シート防水改修専用工法」で、R-DIPSシリーズの中の主力工法の一つとして位置付けられる。IKの語源は「Insulated Keeping(断熱保持)」または「In-Keep(保持改修)」とされ、既存のシート防水(塩ビ系・ゴム系)を撤去せず保持しながら、その上に新たな防水層をかぶせる「かぶせ改修工法」のシステム名である。具体的な施工手順は、①既存シートの清掃・補修、②IKプライマー塗布、③IKディスク(IK-330タイプ等の補強金物)を既存シートの上に配置、④新規シート(または塗膜防水)を接着、⑤既存シートと新規シートを「異なる位置」で固定することで、既存シートの動きと新規シートの動きを独立させ、相互の応力影響を最小化する設計となっている。最大の特徴は「ルーフデッキに穴を開けずに施工する」点で、既存防水層の貫通孔の追加・拡大による漏水リスクを完全に回避できる。これにより、既存防水システムの保証期間や信頼性を損なうことなく、新規防水層を構築できる。マンション・ホテル・ビル・物流倉庫・工場屋根の改修で広く採用される改修工法で、廃棄物削減・工期短縮・コスト最適化を同時に実現する画期的なシステムである。明誠の大規模修繕でも、IK工法を採用した屋上防水改修により、施主の負担を抑えつつ高品質な改修を実現でき、ロープアクセスによる立上り部・外周部の同時メンテナンスとの組合せで、足場費用を圧縮した総合提案ができる。

