用語集
ISOコンテナ
読み方
あいえすおーこんてな
ISOコンテナとは、国際標準化機構(ISO)が規格化した海上輸送用コンテナを指し、世界中の港湾・船舶・トラック・鉄道で共通利用可能な、標準化された貨物輸送用箱型輸送器具を意味する。主要規格はISO 668(コンテナの分類・寸法・最大総重量)で、20フィートコンテナ(長さ6058mm×幅2438mm×高さ2591mm、20ft DC=ドライコンテナ)と40フィートコンテナ(長さ12192mm×幅2438mm×高さ2591mm、40ft DC)が主力で、世界の海上輸送量の大部分を占める。さらに、40ftハイキューブ(高さ2896mm)、リーファーコンテナ(冷蔵冷凍)、オープントップコンテナ、フラットラックコンテナ、タンクコンテナ、特殊コンテナ(自動車専用、危険物専用)など、多様なバリエーションが存在する。コンテナ規格の標準化により、世界中の港湾でガントリークレーン・RTG・RMG・トラックシャシ・鉄道貨車との互換性が確保され、効率的なインターモーダル輸送(複合輸送)が実現している。建築分野では、ISOコンテナを建材として利用するコンテナ建築が、住宅・店舗・カフェ・オフィス・ホテル・仮設施設・避難所などに活用されており、建築デザインの新潮流として注目されている。コンテナ建築は工場で内装まで仕上げて現地に運搬・設置できるため、工期短縮・コスト削減・移設容易性などの利点がある。マンション・ホテルの大規模修繕とは直接の関連は薄いが、明誠ではJCSAを通じて建設業の新トレンドとしてコンテナ建築の知見も加盟企業に共有している。

