用語集

ISO9001

読み方
あいえすおーきゅうせんいち

ISO 9001(品質マネジメントシステム-要求事項)とは、ISOが1987年に初版を発行した品質マネジメントシステム(QMS、Quality Management System)の国際規格で、現在の最新版は2015年版である。組織が顧客満足を継続的に向上させるための品質管理の体系的フレームワークを定めており、世界で最も普及しているマネジメントシステム規格となっている。日本国内の認証取得企業数は約4万社、世界では約100万社が認証を取得している。取得することで品質管理の客観的水準を示せ、特に公共工事入札・指名競争入札・特定工事の請負などで評価される認証規格として、建設業界では極めて重要な位置を占める。要求事項はPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)に沿って構成され、①組織の状況、②リーダーシップ、③計画、④支援、⑤運用、⑥パフォーマンス評価、⑦改善の7条項が中心となる。プロセスアプローチ・リスクベース思考が特徴で、組織のあらゆる業務プロセスを「インプット→プロセス→アウトプット」で捉え、リスクと機会を洗い出して計画的に対応する考え方が求められる。建設業の大規模修繕事業でも、設計→積算→受注→施工→引渡しの各プロセスに品質管理ポイントを設定し、施工不具合・手戻り・苦情発生を未然防止する取組がISO 9001の枠組みで運用される。明誠もこうした品質マネジメントを重視しており、JCSAでは加盟企業のISO 9001取得支援を通じて、建設業全体の品質水準向上に貢献している。

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