用語集

RC造屋上PV

読み方
あーるしーぞうおくじょうぴーぶい

RC造屋上PVとは、鉄筋コンクリート(RC、Reinforced Concrete)造の建物の屋上に設置される太陽光発電(PV、Photovoltaic)パネル・太陽光発電システムの総称で、近年の脱炭素化トレンド・再生可能エネルギー導入義務化・東京都の新築住宅太陽光発電義務化(2025年4月施行)などを背景に、急速に普及が進む環境配慮型の屋上活用方法である。RC造の屋上は、(1)十分な耐荷重性能(一般に180〜250kg/m2程度の積載可能、太陽光パネル重量15〜25kg/m2程度を十分に支持可能)、(2)平面形状で設置工事が容易、(3)周囲の建物・樹木による日陰の影響が少ない、(4)防水層との取り合い処理を適切に設計すれば長期運用可能、(5)大型のパネル設置スペース確保が可能、(6)自家消費・売電による経済的メリット、(7)BCP(事業継続計画)対策(停電時の自立運転)、(8)建物のZEB化・脱炭素化への貢献、など多面的なメリットを持つ屋上利用形態である。RC造屋上PVの設置工法は、(A)アンカーレス基礎工法(重しブロック式、屋上防水層を貫通せず防水性を維持)、(B)アンカー基礎工法(屋上躯体に直接アンカー施工、防水処理が必要)、(C)防水層貫通基礎工法(断熱複合防水との組合せ)、(D)リブ式架台・置き基礎、などがあり、屋上の構造・防水状況・パネル配置に応じて選定される。設計時には、(あ)建物の許容積載荷重の確認、(い)風荷重・地震荷重への対応、(う)防水層との取り合い処理、(え)パネル配置による日陰のない最適レイアウト、(お)将来の防水改修時のパネル一時撤去・再設置の容易性、(か)パワーコンディショナー・配線・接続箱の設置、(き)電力会社への系統連系申請、などを総合検討する。マンション・ビル・ホテル・商業施設・物流倉庫・工場・公共施設の屋上太陽光発電設置案件は、新築・大規模修繕の双方で急増しており、明誠グループは田島ルーフィングほか防水材メーカーと連携した屋上防水改修と太陽光発電設置のセット提案、ロープアクセス工法を活用した既設屋上の防水補修・パネル取付工事など、多様な技術・工法を組み合わせた総合提案を強みとしている。

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