用語集

RDMA耐風圧設計

読み方
あーるでぃーえむえーたいふうあつせっけい

RDMA耐風圧設計とは、田島ルーフィング株式会社の改質アスファルト系防水システム「RDMA工法(粘着シート機械固定工法)」の設計手法のうち、強風・台風時の風荷重に対する耐久性能を担保するための工学的設計プロセスを指す重要な技術用語である。屋根・屋上防水材の風による被害は、(1)防水シートの剥がれ・めくれ、(2)端部・立上がり部の浮き上がり、(3)固定ビス・固定金具の引き抜け、(4)押え金物・笠木の飛散、(5)室内への浸水、など重大な事故につながる可能性があり、特に近年の台風大型化(最大瞬間風速60m/s超)に対応した高耐風圧設計が必須となっている。RDMA耐風圧設計の標準的なプロセスは、(A)建物所在地の設計風速の確認(建築基準法・日本建築学会の建築物荷重指針に基づく地域別風速マップ)、(B)建物の高さ・形状・周辺環境による風圧係数の補正(高さ係数・地形係数・建物形状係数)、(C)屋上の各部位(平面部・周辺部・端部・隅部)の風圧計算、(D)固定ボルトディスク・アンカービスの引抜耐力試験データの参照、(E)固定間隔・配置パターンの決定、(F)端部・立上がり部の補強処理設計、(G)笠木・押え金物の固定設計、の順で進められる。風圧計算の基本式は「風圧 P(N/m2) = q × Cf × Gf」で、qは速度圧(速度の二乗に比例)、Cfは風力係数(建物形状による)、Gfはガスト係数(風の変動性)を表す。屋上の固定間隔の標準的な設計例は、(1)平面部:縦横600〜900mm間隔(風圧の小さい中央部)、(2)周辺部(外周5m帯):縦横450〜600mm間隔(風圧が中程度)、(3)端部・隅部:縦横300〜450mm間隔(風圧が最大)、(4)特殊高風圧地域・超高層建物:さらに密度向上、などである。代表的な対応風速は、(A)標準仕様:最大瞬間風速50m/s対応、(B)強化仕様:60m/s対応、(C)特殊仕様:70m/s以上対応(沖縄・南西諸島の台風常襲地域用)、と用途に応じた選定が可能である。マンション・ビル・ホテル・物流倉庫・工場・公共施設の屋上防水改修工事において、近年は気候変動による台風大型化を背景にRDMA耐風圧設計の重要性が大きく増しており、明誠グループは田島ルーフィングの認定施工店として、ロープアクセス工法と組み合わせた高耐風圧屋上改修提案を強みとしている。

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