用語集

Sクラスビル

読み方
えすくらすびる

Sクラスビル(エスクラスビル)とは、東京・大阪・名古屋など大都市圏のオフィス賃貸市場における不動産業界の独自分類で、最上級グレードのオフィスビルを指す用語である。一般財団法人日本不動産研究所、不動産経済研究所、CBRE、JLL、三幸エステート、三鬼商事などの不動産調査機関・仲介会社が独自に定義する分類体系では、オフィスビルをグレード別に「Sクラス」「Aクラス」「Bクラス」「Cクラス」などに区分し、Sクラスビルは最も高性能・最高グレードの大型新築・新興オフィスビルを意味する。Sクラスビルの判定基準には、(1)延床面積(一般的に2万坪以上)、(2)基準階面積(300坪以上の大規模ワンフロア)、(3)天井高(2.8m以上)、(4)OAフロア(フリーアクセスフロア150mm以上)、(5)電気容量(50VA/㎡以上)、(6)空調設備(VAV個別空調・全熱交換器)、(7)耐震性能(免震・制震構造、新耐震基準)、(8)BCP(事業継続計画)対応(自家発電72時間以上、非常用エレベーター)、(9)環境性能(CASBEE Sランク、LEED Platinum、ZEB認証等)、(10)立地(東京・大手町・丸の内・日本橋・虎ノ門・六本木・新宿等の都心一等地)、(11)築年数(築10年以内の新築・準新築)、などが含まれる。代表的なSクラスビルには、東京ミッドタウン日比谷、虎ノ門ヒルズ森タワー、丸の内ビルディング、新丸の内ビルディング、東京駅丸の内駅舎、グラントウキョウサウスタワー・ノースタワー、大手町タワー、東京ミッドタウン八重洲、Otemachi One タワーなどがある。賃料水準は月坪3万円〜10万円超と最高水準で、入居テナントも外資系金融機関・大手法律事務所・コンサルティング企業・大手商社・大手IT企業など最上級企業が中心となる。明誠グループはオフィスビル・商業ビルの大規模修繕工事にも対応しており、Sクラスビルのオーナーに対しては既存建物のグレード維持・向上のための高品質修繕提案を行う体制を整えている。

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