用語集
Sフロア重歩行
Sフロア重歩行とは、ロンシール工業株式会社の床用塩ビシート「Sフロアシリーズ」の中でも、商業施設・公共施設・医療施設・教育施設・オフィスなど多人数の頻繁な歩行・台車・車椅子の通行が想定される空間に対応する高耐久仕様を指す。「重歩行(じゅうほこう)」とは床材業界における歩行頻度・荷重の分類カテゴリで、(1)軽歩行(一般住宅・少人数オフィス等、1日あたり数十〜数百歩程度)、(2)中歩行(小規模事務所・小規模店舗等)、(3)重歩行(商業施設・大型オフィス・医療施設等、1日あたり数千〜数万歩)、(4)超重歩行(駅・空港・大規模商業施設等、1日あたり数万〜十数万歩)、と段階分類される。Sフロア重歩行仕様は、これらの厳しい使用条件に対応するため、(A)厚さ2.5〜3.0mm以上の重歩行対応シート、(B)耐摩耗性(JIS A 1453等の摩耗試験値が極めて高い)、(C)耐へこみ性(ボールベアリング荷重試験への耐性)、(D)耐衝撃性(落下物・キャスター衝撃への耐性)、(E)防滑性(CSR0.4以上)、(F)耐汚染性(清掃容易性)、を兼ね備えた高機能床材として設計されている。色調は石目調・木目調・無地・モザイク調など多彩で、施設のインテリアコンセプトに応じて選定できる。耐用年数は10〜15年で、定期的な床メンテナンス(ワックス掛け・部分補修等)により長期にわたり美観を維持できる。シート裏面のバッキング層は防音性・防振性に優れ、歩行音・椅子移動音・台車走行音の吸収にも貢献する。明誠の大規模修繕案件においては、マンションの共用廊下・エントランスホール・エレベーターホール、商業施設の通路・店内、ホテルのロビー・廊下、医療施設の待合室・診察室、教育施設の廊下などの床更新でSフロア重歩行仕様が頻繁に採用され、フランチャイズ加盟の内装専門会社と連携して長期耐久性ある高品質仕上を提供している。

