用語集

S造軽量化

読み方
えすぞうけいりょうか

S造軽量化(エスぞうけいりょうか)とは、鉄骨造(S造)建物の構造体・仕上材・設備等を軽量化することで、建物全体の重量を減らし、(1)地震時の慣性力低減(耐震性向上)、(2)基礎・杭への負荷軽減、(3)施工性の向上、(4)増改築の容易化、(5)解体・廃棄物の削減、などの多面的メリットを得る設計・施工手法の総称である。S造軽量化の主な手法は、(A)薄板鋼板の活用(高張力鋼の使用による断面縮小)、(B)軽量形鋼の採用(H形鋼の薄肉化・冷間成形角形鋼管の採用)、(C)ALC(軽量気泡コンクリート)パネルの活用(外壁・床に軽量パネルを採用)、(D)軽量鉄骨下地(壁下地・天井下地)、(E)軽量屋根材(金属屋根・SGL鋼板等)、(F)軽量内装材(軽量間仕切り壁・軽量天井)、(G)設備の軽量化(軽量配管材・LED照明等)、などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるS造建物の改修工事では、屋上設備の追加・外装材の更新・内装の刷新などで重量増加が懸念される場合、軽量化技術の適用が重要な検討項目となる。特に、太陽光発電パネル設置・屋上緑化・新規空調設備の追加・新規エレベーター設置などの場面では、構造耐力との整合性確認のため軽量化技術の活用が必須となる。明誠グループは構造設計者と連携した大規模修繕提案を行い、建物オーナー・管理組合に対して構造安全性と機能向上を両立する高品質な改修工事を提供している。

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