用語集
Sa2 1/2
読み方
えすえーにいはんぶん
Sa2 1/2(えすえーに・にぶんのいち)とは、ISO 8501-1(鋼材表面の素地調整の評価規格)における素地調整等級のうち、強いブラスト処理(Very Thorough Blast Cleaning、Near-White Metal Blast Cleaning)を表す等級記号を指し、塗装下地処理の標準的な最高品質レベルである。Sa2 1/2の処理レベルは、第一に「錆・古塗膜・スケール・油脂等のほぼ完全除去」、第二に「対象面の95%以上が均一な金属光沢を呈する」、第三に「わずかな汚れ・染み・薄い変色等が残ることがある」、第四に「塗装下地として最高品質(Sa3に次ぐレベル)」、第五に「重防食塗装・高耐久塗装の下地として標準採用」などの位置付けである。Sa2 1/2はSSPC-SP10(米国の塗装協会規格、Near-White Metal Blast Cleaning)に相当し、国際的に最も広く採用される塗装下地処理基準のひとつである。Sa3が「完全な白色金属光沢」を要求するのに対し、Sa2 1/2は実用的な品質バランス(コスト・処理時間・塗装品質)を実現する基準である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における鉄部塗装の下地処理では、Sa2 1/2が標準採用される代表的な基準で、第一に「鉄骨・鋼材の塗装」、第二に「鉄製手摺・面格子の塗装」、第三に「金属部材の重防食塗装」、第四に「水まわりの鉄部塗装」などで広く採用される。明誠フランチャイズの塗装工事専門会社は各種ブラスト処理に対応可能で、ロープアクセス工法と組み合わせた高層建築の鉄部塗装にも対応している。JCSAでも塗装・施工技術関連セミナーを開催している。

