用語集
SD295
読み方
えすでぃーにひゃくきゅうじゅうご
SD295(エスディーにきゅうご)とは、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼(Steel Bars for Concrete Reinforcement)」に規定される鉄筋の種類記号の一つで、「SD」は異形棒鋼(Steel Deformed bar)、「295」は降伏点295N/mm²以上の標準鋼を意味する。SD295は、鉄筋コンクリート造(RC造)建物の標準的な配筋に用いられる代表的な鉄筋で、(1)降伏点295N/mm²以上、(2)引張強さ440N/mm²以上、(3)伸び率16%以上、などの強度特性を持つ。SD295は最も普及している鉄筋グレードで、住宅・低層建築物・中層建築物の主筋・配筋・帯筋などで広く使用される。上位グレードのSD345(降伏点345N/mm²以上)、SD390(降伏点390N/mm²以上)、SD490(降伏点490N/mm²以上)と比較して、SD295は強度がやや低いが、(A)入手しやすい、(B)コストが低い、(C)施工性が良い、(D)一般的な構造で十分な性能を発揮、などのメリットがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるRC造建物の補修・補強工事では、SD295を含む各種鉄筋の特性を理解した適切な部材選定が施工品質に直結する。既存建物の鉄筋規格を調査し、補強時には既存鉄筋との整合性・接続性を考慮した適切なグレード選定が必要である。明誠グループは構造設計者・鉄筋専門業者と連携した適切な補強計画を提案する体制を整えている。

