用語集

SD490

読み方
えすでぃーよんひゃくきゅうじゅう

SD490(エスディーよんきゅうじゅう)とは、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」に規定される鉄筋の種類記号の一つで、「SD」は異形棒鋼、「490」は降伏点490N/mm²以上の高張力鋼を意味する。SD490は、SD295・SD345・SD390を上回る高強度鉄筋で、(1)降伏点490N/mm²以上、(2)引張強さ620N/mm²以上、(3)伸び率12%以上、などの強度特性を持つ。SD490の用途は、(A)超高層マンション・超高層ビル・タワーマンションの主筋、(B)大型橋梁・道路橋・トンネルの構造体、(C)耐震設計の重要構造体(耐震壁・耐震梁・耐震柱)、(D)プレストレストコンクリート(PC)構造、(E)特殊用途の構造体(原子力施設・ダム等)、などで、高強度・大荷重・高耐震性能が要求される構造物で採用される。SD490と下位グレード(SD295・SD345・SD390)の使い分けは、(1)構造設計時の必要強度、(2)配筋密度(高強度なら本数を減らせる)、(3)施工性(鉄筋密集の回避)、(4)コスト(高強度ほど高価)、(5)建築基準法・JIS規格・構造設計基準への適合、などを総合的に検討して決定される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における高層建物の構造補強・耐震補強工事では、SD490を含む高張力鉄筋の取扱い知識が必須であり、明誠グループは構造設計者・鉄筋専門業者と連携した適切な補強計画を提案する体制を整えている。

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