用語集
SMW工法
読み方
えすえむだぶりゅーこうほう
SMW工法(えすえむだぶりゅーこうほう)とは、Soil Mixing Wallの略で、ソイルセメント壁を作る山留工法を指し、現代の中高層建築の地下工事において標準的に採用される山留め工法のひとつである。「Soil Mixing」とは、現地土とセメント系固化材を混合してソイルセメントを造成することを意味する。SMW工法の施工手順は、第一に「地中に複数本のオーガー(攪拌翼付き掘削機)を挿入」、第二に「オーガーで地盤を掘削しながらセメント系固化材を注入・攪拌」、第三に「現地土とセメントを混合してソイルセメント壁を造成」、第四に「ソイルセメント硬化前にH形鋼を挿入(芯材として埋設)」、第五に「硬化後、地下掘削を進めながらH形鋼で土圧を支持」、第六に「掘削完了後、底面の根入れ部・芯材H形鋼でソイルセメント壁全体が山留め機能を発揮」という流れである。SMW工法の主な特徴は、第一に「優れた止水性能(連続壁構造による止水)」、第二に「優れた剛性(H形鋼芯材による剛性)」、第三に「振動・騒音が小さい(市街地施工に適する)」、第四に「コスト効率が良い(H形鋼の再利用可能)」、第五に「地下水位の高い地盤・軟弱地盤への対応性」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は限定的だが、新築・増改築時の地下工事で活用される基本工法のひとつである。明誠フランチャイズの建築工事専門会社と連携した多様な工事に対応可能で、JCSAでも建築工事関連セミナーを開催している。

