用語集
SOM構造設計
読み方
えすおーえむこうぞうせっけい
SOM構造設計(えすおーえむこうぞうせっけい)とは、米国の世界的建築設計事務所SOM(Skidmore, Owings & Merrill)の構造設計部門を指し、現代の超高層建築・大規模建築における世界トップクラスの構造設計者集団である。SOMは1936年設立のシカゴ本拠の建築設計事務所で、世界中の超高層ビル・大規模商業施設・空港・スタジアム・公共建築の設計を手がける、現代建築界の代表的な大手設計事務所のひとつである。SOM構造設計の代表作には、第一に「ブルジュ・ハリファ(ドバイ、現在世界最高層828m)」、第二に「シアーズ・タワー/ウィリス・タワー(シカゴ、443m)」、第三に「ジョン・ハンコック・センター(シカゴ、344m)」、第四に「ワン・ワールド・トレード・センター(NY、541m)」、第五に「上海環球金融中心(中国、492m)」、第六に「キンドム・タワー(サウジアラビア、計画中・1000m級)」などである。SOMの構造設計の特徴は、第一に「超高層構造(200m〜1000m級の構造設計)」、第二に「革新的な構造システム(チューブ構造、バンドル・チューブ、スーパーフレーム、メガストラクチャー等)」、第三に「風工学・地震工学の高度活用」、第四に「BIM・先進設計ツールの先進的活用」、第五に「持続可能性・脱炭素対応」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は薄いが、超高層タワーマンションの修繕では、SOM等が設計した複雑な構造を理解した上での修繕計画が必要となる。明誠ではロープアクセス工法による超高層建築の修繕にも対応可能。JCSAでも構造関連セミナーを開催している。

