用語集
SPC
読み方
えすぴーしー
SPC(エスピーシー)とは、不動産投資・金融分野で用いられる用語で、「Special Purpose Company(特定目的会社)」の略称を指す。SPCは、特定の事業・資産・案件のために設立された会社で、(1)会社の資産・負債を親会社や他事業から切り離す(リスク隔離)、(2)税制上のメリットの活用(パススルー課税)、(3)資金調達の柔軟化(資産担保証券・債券発行)、(4)会計処理の独立性(連結対象外とすることでバランスシートをスリム化)、(5)プロジェクト管理の透明化、などの目的で活用される。不動産分野でのSPCの代表的な活用例には、(A)J-REIT(不動産投資信託)の運用、(B)不動産証券化・流動化、(C)プロジェクトファイナンス(大規模開発・PFI事業)、(D)リスク分散型不動産投資、(E)海外不動産投資の現地法人、などがある。SPCを通じた不動産投資のメリットは、(1)投資家のリスク限定、(2)資産の透明性確保、(3)税制効率の最適化、(4)規制対応の容易化、などであり、収益不動産オーナー(個人・法人)にとって魅力的な投資スキームとして位置付けられる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、SPC所有物件の場合、SPCの運営会社(アセットマネージャー)・PMマネージャー(プロパティマネージャー)が修繕計画の意思決定者となり、明誠グループはこれら業界関係者と連携した修繕提案を行う体制を整えている。

