用語集
SV規格
SV規格とは、建設業界・建材業界における製品規格・品質規格の一つで、文脈によって複数の意味を持つが、主に(1)田島ルーフィングなど防水建材メーカーが社内的に定めた製品グレード規格、(2)日本工業規格(JIS)における特定の防水材料・防水工法に関する規格(例:JIS A 5759 建築窓ガラス用フィルム、JIS A 6021 建築用塗膜防水材)の補足規格、(3)国土交通省・公共建築工事標準仕様書における防水材料の標準仕様(SV:Standard Vinyl/Standard Variantなど)、などを指す総称的用語として使われる。建材メーカー各社は自社製品を一般グレード・標準グレード・高級グレード・特殊グレードなどに分類して品番管理しており、「SV規格」はその中でも標準グレード(Standard Vinyl/Standard Versionなど)を意味することが多い。具体的には、塩ビシート防水(PVC防水)の標準厚さ規格(1.5mm/2.0mm/2.5mm)、改質アスファルトルーフィングの標準引張強度規格、塗膜防水材の標準塗布量規格、シーリング材の標準弾性率規格などが「SV規格」として位置づけられる。設計者・施工管理者・積算担当者は、設計図書・見積書・施工指示書において「SV規格品使用」と明記することで、建材の品質グレード・性能水準・コストレベルを明確に伝達し、現場での誤認・誤発注・誤施工を防止する役割を果たす。さらに、SV規格は公共工事の設計図書・特記仕様書においても標準仕様の指定方法として広く使われており、官公庁発注案件・元請ゼネコン発注案件における品質保証の基盤となっている。明誠の大規模修繕案件においては、設計図書・見積書において田島ルーフィングなど主要メーカーのSV規格品を標準仕様として指定することで、明確な品質保証と適正な工事費を確保し、管理組合・建物オーナーへの透明性ある提案を実現している。

