用語集

SWS試験

読み方
えすだぶりゅーえすしけん

SWS試験(エスダブリュエスしけん、Swedish Weight Sounding Test、スウェーデン式サウンディング試験)とは、建築・土木分野における地盤調査試験の一つで、簡易な貫入試験により地盤の硬さ・密度・支持力を評価する方法を指す。SWS試験は、1917年にスウェーデン国鉄が開発し、日本では1955年頃から普及し、現在では戸建住宅の地盤調査として最も広く採用されている試験方法である。試験方法は、(1)試験機(スクリューポイント付きロッド)を地表に立てる、(2)載荷重(25kg・50kg・75kg・100kg)を順次加える、(3)静的に貫入できない場合は回転を加えて貫入させる、(4)貫入25cmごとに半回転数を測定する、の手順で行う。試験結果から、(A)N値換算(建設機械の貫入抵抗の指標)、(B)地耐力(許容支持力)、(C)地層構成(軟弱層・支持層の深さ)、(D)地下水位、(E)杭基礎の必要性判定、などが評価される。SWS試験のメリットは、(i)小型機材で狭隘地でも実施可能、(ii)低コスト、(iii)短時間で完了、(iv)戸建住宅の地盤調査に十分な精度、などである。一方、限界として、(イ)深度8〜10m程度までの調査、(ロ)礫質地盤・玉石地盤では試験困難、(ハ)大型建築物の調査には他試験(標準貫入試験・コーン貫入試験)と併用が必要、などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において基礎補強・地盤改良が必要な場合、SWS試験を含む地盤調査が前提となり、明誠グループは土木専門の協力業者と連携して、適切な地盤調査・基礎補強計画を提案している。

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