用語集
Wantedly
Wantedly(ウォンテッドリー)とは、ウォンテッドリー株式会社(2010年設立、本社:東京都港区、東証マザーズ上場)が運営する国産のビジネス向けSNS兼採用プラットフォームを指し、特にスタートアップ・ベンチャー・IT企業の採用市場で広く活用される現代のHR Tech代表サービスである。「シゴトでココロオドル人を増やす」をビジョンに掲げ、給与・条件を最初に開示する従来型求人サイトとは異なり、「会社のビジョン」「カルチャー」「働く人」を中心に紹介することで、価値観・カルチャーフィットを重視したマッチングを実現する点が革新的な特徴である。会員数は約400万人(2024年時点)、利用企業数は約4万社で、特にIT・Web・コンサル・スタートアップ業界の若手〜中堅人材の採用において強い影響力を持つ。主要機能は、第一に「会社紹介ストーリー」(テキスト・写真・動画でカルチャーを発信)、第二に「募集機能」(職種別求人、副業・インターンも対応)、第三に「メッセージ機能」(候補者と直接やり取り)、第4に「フィード機能」(社員投稿・社内イベントの共有)、第五に「People」(社員ネットワーク・つながり機能)、第六に「アナリティクス」(応募・閲覧データの可視化)などである。料金体系は基本利用無料+有料プラン(月額9〜30万円程度)の組み合わせで、求人媒体としてはコストパフォーマンスが高い。建設業界・不動産業界でも、IT人材・経営企画・マーケティング職などの専門職採用において、Wantedlyの活用が広がりつつある。特に建設DX・PropTech・ConTechを推進するスタートアップ、ロープアクセス工法等の革新的工法を展開する建設会社、不動産テック企業などにとって、価値観共有型採用プラットフォームとしての価値が高い。日本国内の競合・関連サービスには、リクルートの「Recruit Agent」、エン・ジャパンの「engage」、ビズリーチ(運営:ビジョナル)の「ビズリーチ」、Indeed、LinkedIn、Greenなどがあり、各サービスがそれぞれの強みで市場を分け合っている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接的関連は小さいが、建設業界の人材確保・優秀人材の獲得は経営課題として重要であり、明誠の採用戦略・JCSA加盟会社の採用支援において、Wantedlyのような新世代採用プラットフォームの活用が今後広がる可能性がある。JCSAでは加盟会社向けに採用・HR Tech関連のセミナーを定期開催している。

