用語集
WOOD用ガルフォーム
WOOD用ガルフォーム(ウッドよう・ガルフォーム、DIPS用断熱材)とは、田島ルーフィング株式会社のWOOD-DIPS工法用の硬質ウレタン断熱フォームを指し、木造陸屋根の断熱層を担う専用断熱材として現代の木造建築の断熱防水システムの重要部材概念である。「ガルフォーム」は田島ルーフィングの硬質ウレタンフォーム断熱材のブランド名で、高性能・高耐久・高施工性を特徴とする業界標準的な断熱材である。本製品の主な仕様は、第一に「材料」(硬質ポリイソシアヌレートフォーム、PIR)、第二に「熱伝導率」(0.020W/m·K程度、極めて優れた断熱性能)、第三に「密度」(30〜50kg/m³程度、適切な強度を確保)、第四に「サイズ」(板状、910×1820mm規格、厚さ30mm〜100mm)、第5に「両面処理」(特殊フィルム・アルミ箔等の表面処理)、第六に「燃焼性能」(自消性、フェノール樹脂並みの難燃性)、第7に「優れた寸法安定性」(経年変化が小さい)などである。硬質ウレタンフォームの優位性として、第一に「断熱性能」(同厚みで他断熱材より高い断熱性)、第二に「軽量性」(建物荷重の軽減)、第三に「施工性」(カッター・のこぎりで容易に加工)、第四に「耐水性」(連続気泡が少なく水分吸収しにくい)、第五に「耐久性」(経年劣化が小さい)などがある。一方、課題として、第一に「コストが他断熱材より高い」、第二に「専用接着剤・固定金物が必要」、第三に「経年での若干のシュリンク(収縮)」、第四に「燃焼時のシアン化水素発生リスク」(難燃化処理が重要)などがある。AS工法(標準)・AW工法(軽歩行用)の両方で使用され、WOOD-DIPSシステムの中核を成す部材として位置付けられる。施工手順は、第一に「下地確認」(YPパネルの設置確認)、第二に「断熱フォームの敷込み」(隙間なく密着配置)、第三に「目地・継ぎ目処理」、第四に「適切な固定」(接着剤・機械固定)、第五に「次工程のルーフィング施工準備」の流れで進められる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接的関連は限定的だが、木造大型建築の断熱改修・防水改修工事で本製品が使用される。明誠フランチャイズの防水・断熱工事専門会社では、田島ルーフィング製品の取扱経験を蓄積し、収益不動産オーナーへの省エネ・快適性向上提案を行っている。

