大規模修繕はロープアクセスが提案可能な東京の明誠へ

創業から6000棟超の施工実績

【不動産オーナー向け】2026年の問題と解決方法

【不動産オーナー向け】2026年の問題と解決方法

新年度が始まり、色々な補助金もリリースされてきました。

また混沌としているイラン情勢における様々な影響や、金利政策、はたまた2027年に予定をしている法改正など加味することが平時と比べて非常に多いと感じています。

2026年の不動産市場は「安定成長と構造転換の同時進行」という複雑な様相を呈しています。地価は4年連続で上昇し、都市部を中心に再開発需要が継続。国内外の機関投資家・個人投資家ともに不動産取得意欲は高い水準を維持しています。一方で金利上昇・物価高・税制改正・建設コスト高騰が複合的に作用し、個人オーナーの収益環境は着実に悪化しつつあります。「相場は強いが手元が苦しい」という二律背反が、2026年の不動産投資の本質的課題です。

2025年1月
日銀が政策金利を0.5%に引き上げ(マイナス金利解除後の本格正常化)
2025年12月
日銀が追加利上げ実施、政策金利0.75%へ。市場は2026年中に1.0%到達を見込む
2026年4月
省エネ基準適合義務が中規模建築物まで拡大。建築コスト追加上昇が顕在化
2027年1月(予定)
相続税評価方法改正が施行。相続前5年以内取得の賃貸不動産は時価の80%で評価

日銀の金融正常化路線は明確であり、2026年中に政策金利が1.0%に達するとの見方が市場の大勢です。変動金利型ローンを利用している投資家は直接的な返済負担増に直面します。ただし、金融機関の貸出態度は依然として積極的であり、急激な信用収縮リスクは限定的です。

変動金利ローンの返済増加

政策金利の段階的上昇により、変動金利型ローンの金利は今後も上昇圧力を受けます。レバレッジを大きく利かせたポートフォリオほど、キャッシュフローの悪化が顕著になります。特にフルローン・オーバーローンで取得した物件は収支がマイナスに転じるリスクがあります。

利回り低下による投資採算の悪化

物件価格の高騰が続く中、表面利回りは低下傾向。金利コストとのスプレッド(利鞘)が圧縮され、特に2020年代前半に高値掴みをした物件で実質収益がマイナスになるケースも増えています。

推奨対処:金利対策

固定金利への借り換えを優先検討する

変動金利型ローンを保有している場合、現時点で固定金利への借り換えを金融機関に相談することが最優先です。金利上昇局面では金融機関間の競争が激化し、優遇幅が拡大するケースがあります。複数行との比較交渉を通じて借り換えメリットを精査してください。なお、固定金利への借り換えにかかる諸費用(手数料・保証料等)との費用対効果を5〜10年スパンで計算したうえで判断することが重要です。

推奨対処:資金管理

手元流動性の確保と返済余力の再計算

金利が現状比+0.5%・+1.0%上昇した場合の月次キャッシュフローをシミュレーションし、返済余力を定量的に把握します。想定外の空室・修繕費が重なっても半年以上の手元資金を維持できる状態を目標とし、必要に応じてポートフォリオの一部売却による負債圧縮を検討します。


2026年度税制改正大綱において、不動産を活用した相続税節税スキームへの本格的な規制が盛り込まれました。従来の「路線価ベース評価」による大幅な評価減を利用した節税は、2027年1月以降に発生する相続から大きく制限されます。

【5年ルールの骨子】相続開始前5年以内に取得した賃貸用不動産は、路線価ではなく「取得価格をベースに地価変動を考慮した額の80%」で評価されます。例えば2億円で取得した物件の相続税評価額が従来6,000万円だったところ、改正後は1億6,000万円となり相続税額が最大で十倍近く増加するケースがあります。なお不動産小口化商品は取得時期を問わず恒常的に時価評価へ移行します。

相続税対策としての不動産購入が無効化

「相続直前に借入で不動産を購入して評価額を圧縮する」という節税スキームは2027年1月以降の相続で機能しなくなります。2022年以降に取得した賃貸不動産の保有者は、2027年以降に相続が発生した場合に新ルールの対象となるため、早急に相続対策全体を再設計する必要があります。

推奨対処:税務戦略

相続税の試算を今すぐ不動産専門税理士に依頼する

改正施行前の2026年中に、現行保有物件全体の相続税シミュレーションを実施します。5年以上前から保有している不動産は従来評価が適用される見込みであるため、該当物件を特定し戦略を整理します。生前贈与・持株会社化・法人移転など代替スキームの有効性を専門家と共同で検討し、2026年末までに対応方針を確定させることが急務です。また不動産小口化商品は取得時期を問わず時価評価となるため、保有している場合は特に早急な見直しが必要です。


不動産市場の「三極化」が2026年さらに鮮明になっています。都心一等地は価格・需要ともに圧倒的に強い一方、郊外・地方の多くのエリアでは価格調整局面が進んでいます。自分が保有する物件が「上昇組」「横ばい組」「下落組」のどれに属するかを早急に見極めることが、戦略の出発点です。

郊外・地方物件の資産価値下落リスク

人口減少が顕著なエリアでは地価下落圧力が構造的に続きます。空室率の上昇と賃料下落が同時に進行し、売却時の出口価格も伸び悩む状況が継続します。こうしたエリアの物件を保有している場合、長期保有前提の収益計画が根本から狂うリスクがあります。

推奨対処:ポートフォリオ戦略

保有物件を「売り・保持・買い増し」の三区分に再分類する

全保有物件について、エリアの人口動態・再開発計画・空室率・賃料トレンドを定量評価し、3〜5年の収支シナリオを作成します。郊外や地方の割高取得物件は含み益があるうちに売却し、都心セカンドベストエリアや再開発進行エリアへの資産集約を検討します。売却のタイミングは「大規模修繕の直前」よりも「修繕済みで入居率が高い状態」の方が売却価格を最大化できます。


建設工事費は2020年比で約15%上昇しており、大規模修繕の実施費用は継続的に増加しています。多くのマンションでは修繕積立金が国土交通省ガイドラインの推奨水準を下回っており、修繕時期が近づくにつれて一時金徴収や積立金増額の問題が顕在化します。これは投資用物件の収支計画だけでなく、売却時の買主評価にも直接影響します。

修繕積立金の不足と想定外の一時金負担

「段階増額積立方式」を採用しているマンションでは、築年数の経過とともに積立金が大幅に値上がりするケースがあります。特に築15〜25年の物件では第1回大規模修繕が迫っており、積立金残高不足による一時金(1戸あたり数十万〜100万円超)の突発的徴収リスクがあります。

推奨対処:物件管理

修繕積立金の残高と長期修繕計画を今すぐ確認する

管理組合から最新の長期修繕計画書と修繕積立金の残高明細を入手し、次回大規模修繕(目安:築12〜15年周期)までの積立見込み額と必要工事費を照合します。不足が確認された場合は、管理組合を通じた住宅金融支援機構の「マンション共用部分リフォーム融資」の活用可能性を確認します。また、物件売却を検討しているオーナーは、修繕積立金の充足度が買主の購入判断と価格交渉に直結することを念頭に置いてください。

推奨対処:コスト管理

修繕工事のコスト適正化に積極的に関与する

大規模修繕工事の設計・施工について、管理組合として複数社の見積もり取得と工法比較(足場工法・ロープアクセス工法等)を検討します。特にロープアクセス工法は足場不要で工期短縮・コスト削減が可能なケースがあり、建物形状や工事内容によっては有力な選択肢となります。投資家として管理組合の修繕委員会への参加や情報収集を積極化することが、余分な出費を防ぐ有効手段です。


2026年4月から省エネ基準適合義務が中規模の非住宅建築物まで拡大されました。これにより新規建築・リノベーションのコストがさらに上昇し、既存保有物件の相対的な資産価値低下リスクも生じます。一方で省エネ適合物件は住宅ローン控除の優遇対象となるため、入居需要面では追い風になります。

推奨対処:物件価値向上

ZEH・省エネ改修を補助金活用で先行実施する

既存物件の断熱改修・高効率設備導入については、国土交通省・環境省・経産省の各種補助金制度(先進的窓リノベ事業・給湯省エネ事業等)を積極的に活用します。省エネ性能が高い物件は入居付けで優位に立ち、賃料設定でも上乗せが可能になります。競合物件との差別化軸として早期対応することが収益防衛につながります。


「家賃は築年数とともに下がるもの」という従来の常識が崩れつつあります。物価上昇・建築コスト高騰を背景に賃料の「値上げ」が市場全体のトレンドとなっており、2026年も賃貸借契約の更新タイミングでの賃料改定が続く見込みです。収益防衛の観点から積極的に取り組むべき領域です。

推奨対処:収益最大化

更新タイミングでの適正賃料への引き上げを実施する

周辺相場・類似物件の賃料動向を定期的にモニタリングし、2年更新のタイミングで適正賃料への見直しを行います。同時に物件の付加価値向上(インターネット無料化・宅配ボックス設置・スマートロック導入等)を組み合わせることで入居者の納得感を高めつつ賃料増額を実現します。入居者急変リスクと増額幅のバランスは、エリア需給と物件競争力を踏まえて慎重に設定してください。

推奨対処:需要発掘

戸建賃貸・民泊・シェアハウスなど用途転換を検討する

区分マンションや低収益の一棟物について、戸建賃貸への転換・民泊(旅館業・特区民泊)・シェアハウス化・高齢者向け住宅(サービス付き高齢者向け住宅等)への用途変更を検討します。インバウンド需要が旺盛な都市部・観光地では民泊・短期賃貸の収益性が高まっており、運用の多様化が収益改善に有効です。


以上の課題を踏まえ、2026年中に実行すべき優先事項を重要度順に整理します。

★ 今すぐ(〜2026年6月):相続税対策の緊急再設計

不動産専門税理士に2026年度税制改正の影響範囲を試算依頼。2022年以降取得の賃貸物件をリストアップし、2027年1月施行の新ルール適用可能性を確認。代替スキームの検討を今期中に完了させる。

★ 今すぐ(〜2026年6月):ローン金利リスクの定量把握と借り換え交渉

全保有物件の借入条件を一覧化し、変動金利物件について金利+1%シナリオのキャッシュフローシミュレーションを実施。返済余力が不安な物件について固定金利への借り換えまたは繰り上げ返済・売却を検討。

● 上半期中(〜2026年9月):ポートフォリオの三区分再整理と売却判断

全物件を「コア維持・状況監視・出口検討」に分類。郊外・地方の含み益物件は市場が強い今が売り時。修繕積立金残高・長期修繕計画の内容も並行して確認し、次回修繕前の売却可否を判断。

● 通年対応:賃料の適正化と付加価値投資の継続

更新タイミングでの賃料改定を粛々と実施。省エネ改修・設備更新を補助金活用で先行投資し、競合物件との差別化を図る。空室物件についてはターゲット入居者層を再定義した募集戦略を立案する。

● 中長期(2027年以降を見据えて):AI活用と情報収集体制の整備

不動産投資判断の複雑さはAIツールの活用で補完できる時代になっています。エリア需給分析・賃料動向・金融情報の収集にAIを活用しつつ、税理士・不動産鑑定士・管理会社との専門家ネットワークを整備。情報の非対称性を縮小することが長期収益を守る基盤となります。

2026年、不動産オーナーが直面している構造的課題と対処戦略

現状認識:「相場は強いが手元が苦しい」時代

2025年の事業用不動産投資額は6兆円超と、2007年の過去最大を更新しました。 Cbre表面上の市場は活況ですが、個人投資家の体感はまったく異なります。意識調査によると、現在の投資戦略として「購入を一時中断し様子見している」「不動産賃貸業を縮小した」「物件を売却した(する予定)」という回答を合計すると、市場参加者の約2〜3割が静観や出口戦略をとっていることがわかります。 Lifull


課題1|金利上昇リスク

日銀は2025年12月に追加利上げを実施し、政策金利は0.75%となりました。さらなる追加利上げについては今後の物価動向や賃上げ実施状況により可能性が高くなると考えられます。 Livable

特に変動金利型のローンを利用している投資家は、金利上昇リスクへの備えが不可欠となります。 Fudousanpress推奨対処は、まず全保有物件の借入金利を一覧化し、金利が現状比+1%上昇したシナリオでのキャッシュフローシミュレーションを実施すること。返済余力が危うい物件については固定金利への借り換え交渉、繰り上げ返済、あるいは売却を検討します。


課題2|相続税制改正(最大の緊急課題)

2026年度税制改正大綱では、貸付用不動産を使った相続税対策や不動産小口化商品の評価見直しなど、資産家やオーナー経営者に直接響く改正が盛り込まれています。 VS Group

具体的には、相続直前に購入された不動産の相続税について、従来の路線価ベースではなく購入時の価格をベースに算定することが盛り込まれました。相続発生前の5年以内に購入した賃貸用不動産が対象となり、購入時の価格をベースに地価の変動などを考慮した価格の8割で評価されます。 Rakumachi

これらの改正は2027年1月1日以後に相続が発生した財産が対象となります。現時点ですでに購入している不動産でも、相続が5年以内に発生した場合は対象となる可能性があります。 Rakumachi2022年以降に取得した賃貸物件を保有している方は、今期中に不動産専門税理士へ影響範囲の試算を依頼することが急務です。


課題3|市場の三極化と保有物件の選別

2026年も「都心一強」という構図は変わらないものの、価格調整局面に入っているエリアはさらに需要が落ちる一方で、投資や相続税対策などを目的に購入される都心部の不動産は引き続きほぼ影響を受けず、格差が拡大する可能性があります。 Sakurajimusyo

郊外・地方物件で含み益がある場合は、市場が強い今がもっとも高値で売却できる時期であることを念頭に、出口戦略の見直しを優先してください。


課題4|建築・修繕コスト高騰

物価高はさまざまな企業活動においてコスト高の主因となっており、建築コストのさらなる上昇は不動産投資を抑制する要因のひとつです。 Livableまた、修繕積立金が不足している場合は一時金の徴収、積立金の値上げ、修繕の先送り、内容の縮小のいずれかの対応が必要になります。 Tfp-group大規模修繕が近い物件については、管理組合の長期修繕計画書と積立残高の確認を今すぐ行い、不足が見込まれる場合は早期に対策を講じてください。修繕工法についても、足場工法に比べてロープアクセス工法がコスト・工期面で有利なケースがあるため、管理組合を通じた複数工法の比較検討が有効です。


課題5|省エネ基準義務化

2026年4月には省エネ基準適合義務の範囲が中規模の建築物にまで拡大され、建築コストのさらなる上昇が顕在化します。 Livable既存物件は国の補助金制度を活用した断熱・省エネ改修を先行実施し、入居需要面での優位性を確保することが収益防衛につながります。


チャンス|賃料の「値上げ」潮流を活かす

金利上昇やコスト高騰を受けた投資戦略の変化として、「所有物件の賃料を上げた」と回答した投資家は全体の24.3%に達しました。これまで日本の賃貸市場では「家賃は経年とともに下がるもの」という認識が一般的でしたが、その前提が崩れつつあります。 Lifull

更新タイミングでの適正賃料への改定、省エネ・設備充実による付加価値向上、民泊・シェアハウスへの用途転換など、収益積み上げの手段は複数あります。2026年は「守り(コスト・リスク管理)」と「攻め(収益最大化)」を同時に進める必要がある、まさに「差別化と選択の年」です。

弊社は通常の足場による大規模修繕工事と無足場工法によるロープアクセス工事の両方から最適なご提案が出来る日本でも数少ない事業形態で、ロープアクセスによる工事は通表の足場による工事と比べて平均20%ほど安く工事が可能です。
一方でロープアクセスで工事を行える会社が非常に少ないため、ロープアクセスによる工事が行える会社を増やすためにFC本部として安価に施工が出来る会社を増やしています。
事業内容として外壁打診調査、漏水調査、ピンポイントの塗装、防水、タイル補修など建物の事であれば何でも行っています。
また空室対策、不動産管理、地震保険や補助金助成金申請サポート、各専門の士業の御紹介などオーナー様の様々なお困りごとをトータルでサポートもしております。
相談は無料ですので、お悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。
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