大規模修繕はロープアクセスが提案可能な東京の明誠へ

創業から6000棟超の施工実績

品川区の管理組合が無料で使える相談・派遣10選|大規模修繕の相談は毎月第3火曜、管理士・建築士は1組合3回×2時間【令和8年度版】

品川区の管理組合が無料で使える相談・派遣10選|大規模修繕の相談は毎月第3火曜、管理士・建築士は1組合3回×2時間【令和8年度版】

2026年9月17日 更新

「うちの規模だと、修繕委員会に建築士さんを入れるだけで何十万でしょう。そんな予算、うちの積立金からは出せませんよ」

今年の春、大井町のマンションの理事長さまから、そう言われました。築33年、62戸。2回目の大規模修繕をどう進めるかで、理事会が半年止まっていた物件です。

私は株式会社明誠の本間幸紘と申します。東京都東大和市を拠点に、20年近くマンションやビル、ホテルの外壁の仕事をしてきました。足場を組む工事も、ロープ1本でぶら下がる無足場の工事も、どちらの現場も踏んできた人間です。

その理事長さまにお伝えしたのは、ひとつだけでした。品川区は、一級建築士を管理組合に3回、1回2時間ずつ、無料で派遣してくれます。加えて毎月第3火曜日には、弁護士と一級建築士とマンション管理士が同じテーブルに座る「建替・修繕相談」がある。まず、そこを使いましょう、と。

品川区の支援メニューは、23区のなかでも「修繕」に振り切った設計になっています。管理運営の相談と、建替・修繕の相談を別々の窓口として立てている区は、そう多くありません。

今日は、品川区のマンション管理組合とビルオーナーさまが、お金をかけずに使える相談・派遣・助成を10個、令和8年度(2026年4月1日から2027年3月31日まで)の一次情報で整理します。


結論:品川区で無料で使える相談・派遣は10ある

先に一覧でお示しします。

# 制度・窓口 誰が対応するか 費用・回数 申込先
1 マンション管理相談 マンション管理士 無料/1回50分・年3回まで 住宅課 03-5742-6776
2 建替・修繕相談 弁護士・一級建築士・マンション管理士 無料/1回80分・年3回まで 住宅課 03-5742-6776
3 マンション管理士派遣 マンション管理士 無料/1回2時間・1組合3回まで 住宅課 03-5742-6776
4 一級建築士派遣 一級建築士 無料/1回2時間・1組合3回まで 住宅課 03-5742-6776
5 管理計画認定申請アドバイザー派遣 認定制度のアドバイザー 無料/1回2時間・最大4回 住宅課/電子申請
6 建替え・改修アドバイザー制度利用助成 東京都防災・建築まちづくりセンター 派遣料を1回まで全額助成 住宅課(事前相談)
7 マンション管理セミナー 外部の専門家 無料/年2回程度 住宅課
8 品川区消費者センター 消費生活相談員 無料 03-6421-6137
9 区民相談室の法律相談 弁護士 無料/30分・同一案件3回まで 03-3777-1111(代)
10 東京都・国の相談窓口 管理士・建築士等 無料 都/マンション管理センター等

このうち1〜7は、すべて品川区役所の住宅課 住宅運営担当(電話03-5742-6776)が窓口です。番号はひとつ覚えておけば足ります。

ここからが本題です。


1. マンション管理相談:毎月第2・4水曜、1回50分

区役所に出向いて、マンション管理士に直接聞ける枠です。

区の公式ページには、次のように書かれています(出典:品川区「マンション支援」、令和8年4月1日更新)。

  • 日時:毎月第2・第4水曜日 午後1時から午後4時まで
  • 相談時間:1回につき50分程度
  • 回数:同一年度に3回まで
  • 場所:品川区役所 本庁舎6階 住宅課内 ほか
  • 相談員:マンション管理士(品川マンション管理士会の会員)
  • 申込期日:相談希望日の1週間前まで

扱うのは管理組合の運営、管理規約の見直し、長期修繕計画といった維持管理全般です。50分という枠は、私の感覚では「論点をひとつ持っていく」ちょうどいい長さです。あれもこれもと詰め込むと、何も決まらないまま終わります。


2. 建替・修繕相談:弁護士と一級建築士が同席する枠

品川区の特徴が、いちばんよく出ているのがこの窓口です。

  • 日時:毎月第3火曜日 午後1時から午後4時まで
  • 相談時間:1回につき80分程度
  • 回数:同一年度に3回まで
  • 場所:品川区役所 本庁舎6階 住宅課内 ほか
  • 相談員:弁護士、一級建築士、マンション管理士
  • 申込期日:相談希望日の1週間前まで

80分あって、法律と技術の専門家が同席する。この組み合わせは、大規模修繕の入口で起きる問題とよく噛み合います。

大規模修繕でもめる論点は、たいてい2種類が絡み合っています。ひとつは「工事の範囲と金額が妥当か」という技術の話。もうひとつは「その決議を普通決議で通せるのか、特別決議が要るのか」という法律の話です。片方だけの専門家に聞くと、もう片方で止まります。

私が現場で一番もったいないと感じるのは、この2つを別々の日に別々の人に相談して、話が食い違ったまま総会を迎えてしまうケースです。


3. マンション管理士派遣・4. 一級建築士派遣:理事会に来てもらう

窓口に出向くのではなく、専門家に来てもらうのがこちらです。

項目 マンション管理士派遣 一級建築士派遣
時間 1回につき2時間程度 1回につき2時間程度
回数 1管理組合につき3回まで 1管理組合につき3回まで
費用 無料 無料
派遣元 品川マンション管理士会 (一社)東京都建築士事務所協会 品川支部
申込 派遣希望日の1週間前まで(電子または電話) 同左

2時間 × 3回。合計6時間を、管理士と建築士のそれぞれで使えます。両方を使えば12時間分の専門家の時間が、費用ゼロで手に入る計算です。

私はこれを、必ずワンセットで理事会に提案するようにしています。理由は単純で、役割が違うからです。

  • 一級建築士:劣化の状況、修繕の優先順位、工事仕様書と見積書の読み方、施工会社の比較
  • マンション管理士:総会の決議要件、修繕積立金の見直し、管理規約との整合、住民合意の進め方

冒頭の大井町の理事長さまには、まず一級建築士派遣を1回使っていただきました。建築士の方が現地を歩いて出した所見は、「北面のタイル浮きが想定より進んでいる。打診の範囲を先に決めたほうがいい」というものでした。この一言で、止まっていた理事会が動き出しています。

私が「建築士派遣より先にやってほしい」と思うこと

正直に申し上げます。派遣を呼ぶ前に、理事会でやっておくと効果が倍になることがあります。

建物の現況を写真で撮っておくことです。スマートフォンで構いません。外壁のひび、タイルの浮きで浮き上がった箇所、屋上の水たまり、バルコニーの手すりの錆。2時間しかない枠で「まず現状を見せてください」から始まると、半分が状況把握で消えます。


5. 管理計画認定申請アドバイザー派遣:最大4回、認定を取りにいく組合向け

令和5年4月に始まった品川区のマンション管理計画認定制度について、申請の入口を伴走してくれる派遣です(出典:品川区「マンション管理計画認定申請のアドバイザー派遣」、令和8年4月1日更新)。

  • 対象:区内分譲マンションを管理する管理会社の担当者(管理組合役員の同席も可
  • 派遣日時:平日・土曜日および休日(年末年始を除く)
  • 相談時間:1回あたり2時間程度
  • 相談回数:1マンションにつき最大4回まで
  • 申込:住宅課へ電話または電子申請派遣希望日の2週間前まで

内容は認定基準・申請方法・認定を取るメリットの説明と、提出書類の申請事務支援です。

注意点をひとつ。この派遣は、他の制度と申込期限が違います。管理相談や管理士・建築士派遣は1週間前ですが、こちらは2週間前です。理事会の日程から逆算するとき、ここを取り違えると1か月ずれます。

窓口上の対象は管理会社の担当者ですが、役員の同席が認められています。自主管理の組合や、管理会社との距離をどう取るか考えている組合は、事前に住宅課へお問い合わせいただくのが確実です。


6. 建替え・改修アドバイザー制度利用助成:派遣料を区が肩代わり

(公財)東京都防災・建築まちづくりセンターが実施する「マンション建替え・改修アドバイザー制度」を利用した場合の派遣料を、1回まで全額助成する制度です。区内の分譲マンションが対象です。

区の公式ページには「予算に限りがあるため、助成を希望される場合は、事前にご相談ください」と明記されています。予算枠に達し次第、受付終了です。年度後半に動く場合は、住宅課へ残枠を確認してから予定を立てるのが安全です。

なお、東京都の管理状況届出制度に届出(または更新)を済ませた管理組合は、同センターのアドバイザー派遣そのものを無料で使える枠があります。届出済みの要届出マンションで1回まで、管理不全の兆候があると判断されたマンションでは5回まで無料という運用です(出典:東京都防災・建築まちづくりセンター「マンションアドバイザー無料派遣」)。

つまり、届出を済ませている組合は、区の助成を使う前に「そもそも無料枠が残っていないか」を確認する順番になります。


7. マンション管理セミナー:年2回程度

区が専門家を招いて開く講演会です。開催は年2回程度で、日程は年度ごとに決まります。区の公式ページと「広報しながわ」で告知されるため、理事会の年間予定を組むときにチェックしておくといい枠です。

令和8年度の具体的な日程は、本稿執筆時点では公表分を確認できていません。住宅課(03-5742-6776)へお問い合わせいただくのが確実です。


8. 品川区消費者センター:契約トラブルの入口

工事業者との契約や、訪問販売のリフォームで起きたトラブルは、こちらが入口になります。

  • 場所:品川区西品川1-28-3 中小企業センター4階(東急大井町線 下神明駅 徒歩2分)
  • 消費者相談専用ダイヤル:03-6421-6137(センター代表 03-6421-6136)
  • 受付:平日 午前9時〜午後4時/第4火曜 午後4時〜午後7時(電話のみ)/土曜 午後0時30分〜午後4時(電話のみ)

出典:品川区「品川区消費者センター」

私の経験上、区分所有者のご自宅(専有部)に「近所で工事をしているので足場代がサービスになります」という飛び込み営業が来て契約してしまった、という相談は、大規模修繕の直前に増えます。共用部の工事が始まると、業者の出入りが日常になって警戒が緩むからです。

理事会からの掲示1枚で防げる被害が、かなりあります。


9. 区民相談室の法律相談:30分・同一案件3回まで

  • 場所:品川区役所 第三庁舎3階 区民相談室
  • 予約:03-3777-1111(代表)/相談希望日の1週間前(同じ曜日)午前9時から受付
  • 相談時間:30分以内、同一案件3回まで
  • 費用:無料
  • 内容:金銭貸借、離婚・親権、遺言、相続、借地借家など

ひとつ、注意すべき点があります。この法律相談の対象は、品川区に在住・在勤・在学の個人です。法人は対象外とされています。

管理組合として法律的な論点を相談したい場合は、2.の建替・修繕相談(毎月第3火曜)に弁護士が入っているので、そちらを使うのが筋です。管理費滞納や区分所有法の解釈は、組合の議題として第3火曜へ。区分所有者個人の相続や借地借家は、区民相談室へ。この振り分けを間違えると、せっかくの枠を1回無駄にします。


10. 東京都・国の窓口:区の枠を使い切ったあとに

区の回数を使い切っても、まだ手はあります。

東京都のマンション管理士無料派遣(防災力向上・認知症対応)

都内の管理組合を対象に、講習を受けたマンション管理士を派遣する事業です。1管理組合につき、防災力向上と認知症対応でそれぞれ2回まで。令和8年度の申込期間は令和8年6月23日から令和9年2月26日まで、予定件数(両テーマ合計160件)に達し次第、締切です(出典:東京都マンションポータルサイト)。

枠が160件と限られています。防災マニュアルの見直しを考えている組合は、年度前半に動くほうが有利です。

(公財)マンション管理センターの電話相談

国土交通大臣から「マンション管理適正化推進センター」の指定を受けた唯一の団体です。

  • 管理組合運営・管理規約のご相談:03-3222-1517
  • 建物・設備の維持管理のご相談:03-3222-1519
  • 受付:月〜金(祝日・年末年始を除く)9時30分〜17時/1件15分前後

出典:(公財)マンション管理センター「相談窓口について」

15分という枠は短く感じますが、「うちの規約でこの決議は普通決議か特別決議か」といった一点勝負の質問には十分です。

住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

国土交通大臣指定の住宅専門相談窓口。0570-016-100(または03-3556-5147)、受付は10時〜17時(土日祝・年末年始を除く)。工事の品質やリフォーム契約のトラブルを、一級建築士が電話で受けてくれます。


令和7年の法改正で、管理規約の見直しが宿題になっています

品川区の公式ページにも、お知らせとして掲載されている論点です。

国土交通省は、令和7年のマンション関係法(区分所有法等)の改正を踏まえ、令和7年10月にマンション標準管理規約を改正しました。総会の開催手続きや決議要件といった、管理組合の運営上の根幹に関わる内容が含まれています(出典:国土交通省「マンション標準管理規約」)。

つまり、令和8年度は多くの管理組合にとって「規約を点検する年」です。

そして、規約の点検はマンション管理士派遣の得意分野です。品川区の管理士派遣3回のうち1回を、この規約点検に充てる。私はいま、お付き合いのある理事会にはこの順番をお勧めしています。


何を用意して相談に行けばいいか

派遣も相談も、時間が限られています。手ぶらで行くと、状況説明で枠が溶けます。

私が理事長さまにお伝えしている3点セットは、これです。

  1. 直近2〜3年分の総会議事録(何が決まっていて、何が保留なのか)
  2. 長期修繕計画書(作成年と、直近の見直し年をメモしておく)
  3. 管理規約と使用細則(原本の写しで可)

これに加えて、大規模修繕の相談なら修繕積立金の残高と月額、そして先ほど触れた現況写真を足します。

この5点があると、2時間の派遣が「現状把握30分+助言90分」になります。なければ「現状把握90分+助言30分」です。同じ無料枠でも、持ち帰れるものが3倍変わります。


大規模修繕の費用は、工法の選び方で大きく動きます

無料の相談・派遣で方針が固まったあと、次に来るのが工事費の話です。ここで私の本業の話を少しだけさせてください。

大規模修繕の総工費は、30戸規模のマンションで3,500万〜5,000万円程度がひとつの目安です(物件の状態・仕様で大きく変わります)。そのうち仮設足場が15〜25%を占めます。

たとえば10階建て・外周80m・工期3か月の物件で試算すると、通常の仮設足場がおよそ168万円に対し、ロープアクセス工法(産業用ロープで作業員が降下して施工する無足場工法)ならおよそ59万円。差額でおよそ109万円という参考値になります。足場を組まないので、工期も足場工法の6割程度に収まることが多いです。

外壁塗装の㎡単価は3,500〜4,500円、外壁打診調査は250〜500円/㎡、防水は5,000〜8,000円/㎡あたりが目安のレンジです。いずれも参考値で、実際の見積は建物の形状・劣化状況・仕様によって動きます。

株式会社明誠は、これまでに約6,000棟のマンション・ビル・ホテルの大規模修繕を手がけてきました。ロープアクセス工法での高所作業について、明誠および全国のフランチャイズ加盟企業では過去16年間、墜落による労働災害はゼロを維持しています。IRATA(国際産業ロープアクセス協会)水準の技能訓練を受けた作業員が現場に立ち、日本ロープ高所作業協会の事務局も担当しています。

品川区のような、湾岸のタワーマンションと内陸の中層マンションが混在するエリアでは、同じ区内でも最適な工法が物件ごとに変わります。海に近い物件は塩害で鉄部の劣化が早く、狭小地の物件はそもそも足場を組む敷地がない。だからこそ、通常足場・ロープアクセス・ハイブリッド(部位で使い分け)の3つから選べることに意味があります。工法別の作業手順や安全管理の考え方は、ロープアクセスドットコムでも解説しています。

これまでの施工事例(約6,000棟)はhttps://rita-construction.com/blog/category/works/からご覧いただけます。


よくあるご質問

Q. 品川区のマンション管理士派遣と一級建築士派遣は、両方使えますか?

A. はい。区の公式案内では「各1回2時間程度(各3回まで無料)」とされており、管理士と建築士でそれぞれ3回の枠があります。役割が違うので、両方使う前提で年間計画を立てるほうが効率的です。

Q. 賃貸マンションのオーナーでも使えますか?

A. 品川区のマンション支援事業は分譲マンションの管理組合・区分所有者が対象です。賃貸オーナーさまの場合は、区民相談室の法律相談や消費者センター、(公財)日本賃貸住宅管理協会の相談窓口が入口になります。工事そのもののご相談は、私どもでも無料でお受けしています。

Q. 申込はいつまでにすればいいですか?

A. 制度によって違います。マンション管理相談・建替修繕相談・管理士派遣・建築士派遣は相談希望日の1週間前まで、管理計画認定申請アドバイザー派遣は2週間前までです。理事会の日程から逆算してご準備ください。

Q. 相談は無料でも、そのあと工事を頼まないといけませんか?

A. いいえ。区の派遣制度は、特定の施工会社を紹介するものではありません。派遣されるマンション管理士・一級建築士は中立の立場で助言する役割です。私どもへのご相談も、見積だけ、ご相談だけで構いません。

Q. 大規模修繕の費用はどれくらいかかりますか?

A. 30戸規模で3,500万〜5,000万円程度が目安ですが、劣化状況と仕様で大きく変動します。仮設足場が総額の15〜25%を占めるため、無足場のロープアクセス工法を部分的に組み合わせるだけでも総額が動きます。無料で概算のお見積りを出せますので、お気軽にお問い合わせください。

Q. ロープアクセス工法は、どんな建物でも使えますか?

A. 屋上にアンカーを取れる構造であることが前提です。取れない場合は仮設足場、あるいは部位ごとに使い分けるハイブリッド工法をご提案します。判断には現地調査が要りますので、まずはお問い合わせからご連絡ください。

Q. 東京都の管理状況届出を出していないと、無料派遣は使えませんか?

A. 品川区の相談・派遣は届出の有無に関わらず利用できます。届出が前提になるのは、東京都防災・建築まちづくりセンターのアドバイザー無料派遣枠です。届出がまだの組合は、届出そのものを管理士派遣の議題にするという使い方もあります。


まとめ:品川区で、今週動けること3つ

長くなったので、最後に絞ります。

1. 住宅課の電話番号(03-5742-6776)を理事会の連絡網に入れる

品川区のマンション支援は、1〜7のすべてがこの1本につながっています。理事が交代しても引き継がれるよう、規約のファイルに挟んでおいてください。

2. 次の第3火曜日を確認して、建替・修繕相談を1枠押さえる

弁護士と一級建築士とマンション管理士が同席する80分は、品川区の制度のなかで最も密度の高い枠だと私は見ています。1週間前までの申込です。

3. 総会議事録・長期修繕計画・管理規約の3点を、1つのフォルダにまとめる

これがあるかないかで、無料枠から持ち帰れるものが変わります。理事の誰か1人が、今週やれば終わる作業です。

大規模修繕は、動き出すまでが一番重たい工事です。品川区は、その最初のひと押しを無料で用意してくれています。使わない理由が、私には見当たりません。

工法や概算のご相談だけでも、遠慮なくお声がけください。総会の前段階の整理だけでも、お力になれることがあります。お問い合わせフォームか、明誠の会社の考え方をご覧いただければ幸いです。


本記事の情報の鮮度について:本記事は2026年9月17日時点で公表されている品川区および国土交通省・東京都の公式情報をもとに執筆しています。制度は年度途中でも改正・予算終了があり得ます。実際に申請される前に、必ず品川区および該当窓口へ最新の内容をご確認ください。


出典・参考資料


この記事の執筆者

本間 幸紘(ほんま ゆきひろ)
株式会社明誠 代表取締役/東京都東大和市

マンション・ビル・ホテルの大規模修繕20年以上の実務経験。3工法(通常足場/ロープアクセス/ハイブリッド)から建物特性に応じて最適提案。日本初のロープアクセス工事フランチャイズ本部を運営。JCSA(一般社団法人 全国建設業支援協会)代表理事。

最終更新:2026年9月17日