大規模修繕はロープアクセスが提案可能な東京の明誠へ

創業から6000棟超の施工実績

【保存版】東京都品川区のマンション管理組合が使える助成金完全ガイド|2026年最新版

【保存版】東京都品川区のマンション管理組合が使える助成金完全ガイド|2026年最新版

はじめに

東京都品川区は、品川駅周辺、大崎、五反田、目黒、武蔵小山、戸越銀座、大井町、大森海岸、天王洲、勝島、八潮など、ビジネス・商業・住宅・湾岸が混在する東京を代表する複合都市エリアです。区内には、品川駅前のタワーマンション群から武蔵小山などの再開発エリア、戸越や旗の台などの落ち着いた住宅地まで、さまざまな築年数・規模のマンションが数多く存在しています。

品川区は、東京23区のなかでもマンション管理組合への助成制度が「修繕」「バリアフリー」「省エネ」「耐震」「アドバイザー」と多角的に整備されている区として知られています。特に、マンション管理組合を対象にしたバリアフリー助成制度を有する自治体は東京23区内では限られており、品川区はそのひとつです。さらに、マンション建替え・改修アドバイザー制度の派遣料を全額助成する手厚い支援も実施しています。

本記事では、2026年(令和8年度)時点で品川区のマンション管理組合が活用できる主要な助成制度を、制度ごとに丁寧に解説します。築浅マンションから築古マンションまで、すべての管理組合に役立つ完全ガイドとしてまとめました。


品川区の助成制度の全体像

品川区のマンション管理組合向け助成は、すべて品川区都市環境部住宅課 住宅運営担当(電話 03-5742-6776)が運営の中心を担っています。一元化された窓口体制が、品川区の制度活用の大きな利点です。

主要な助成制度は以下のように整理できます。

ひとつ目が「分譲マンション計画修繕調査支援制度」で、大規模修繕工事の前段階となる計画修繕調査の費用を助成します。

ふたつ目が「住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)」で、マンション管理組合や区民が、エコまたはバリアフリーに配慮したリフォーム工事を行う場合に費用の一部を助成します。マンション管理組合は上限100万円まで助成を受けられます。

3つ目が「耐震化支援事業」で、旧耐震基準のマンションの耐震診断・補強設計・耐震改修工事を支援します。上限600万円という大型助成です。

4つ目が「マンション建替え・改修アドバイザー制度利用助成」で、東京都防災・建築まちづくりセンターのアドバイザー派遣料を全額助成する手厚い制度です。

5つ目が「アスベスト除去等助成」で、アスベスト除去工事費用の3分の2(上限100万円)を助成します。

6つ目が「しながわゼロカーボンアクション助成」で、太陽光発電・蓄電池・高効率給湯器等の導入費用を助成します(上限300万円)。

7つ目が「マンション管理計画認定制度」(令和5年4月1日開始)で、適切な管理計画を持つマンションを認定し、各種優遇措置の対象とする制度です。

これらに加えて、東京都や国の制度を組み合わせれば、さらに大きな経済効果を得ることができます。


1. 分譲マンション計画修繕調査支援制度

大規模修繕工事を計画する第一歩は、建物の現状を正確に把握する計画修繕調査です。品川区はこの調査費用を、管理組合の負担軽減のため積極的に支援しています。

助成内容

  • 補助対象経費:マンション共用部分の建物および給排水設備の調査費用
  • 助成額:調査費の一部助成

対象となる調査

  • 屋上または屋根、バルコニー、外部廊下などの防水に関する調査
  • 外壁、内壁、天井、床などの壁面に関する調査
  • 手すり、扉、階段、配管などの鉄製品に関する調査(電気、ガス、通信、エレベーター等の設備を含む)
  • 給水管および排水管に関する調査(高架水槽、受水槽等を含む)

対象

  • 区内分譲マンションの管理組合
  • 管理組合が適正に運営されていること
  • 管理組合の集会において、調査について決議されていること

活用ポイント

計画修繕調査の助成限度額や具体的な金額については、申請時の事前相談で確認することが推奨されます。詳細は品川区都市環境部住宅課 住宅運営担当(電話 03-5742-6776)に直接お問い合わせください。


2. 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)

品川区独自の特徴的な助成として、マンション管理組合のバリアフリー化工事や省エネ改修工事に対する助成制度があります。東京23区内でマンション管理組合を対象にしたバリアフリー助成を実施しているのは品川区、台東区など限られた自治体のみであり、品川区のこの制度は貴重な支援メニューです。

助成内容

  • 補助対象経費:エコまたはバリアフリーに配慮したリフォーム工事費用
  • 助成額:工事費用の10%
  • 上限額:マンション管理組合の場合 上限100万円(個人の場合 上限20万円)

対象工事

エコ系工事の例

  • 高断熱窓・ドアへの交換
  • 内窓設置・複層ガラス化
  • 高効率給湯器・空調設備への更新
  • LED照明への更新
  • 断熱材を使用した断熱リフォーム

バリアフリー系工事の例

  • 共用部分への手すり設置
  • 段差解消・スロープ設置
  • 自動ドア化
  • バリアフリー対応のトイレ・洗面・浴室への改修

申請者

  • 区民の方
  • マンション管理組合
  • 賃貸住宅の個人オーナー

重要な条件

区内施工業者を利用することが条件となっています。品川区では区内建設組合3団体で構成される「品川区住宅センター協議会」を通じて、地元の施工業者を1社紹介してもらうことも可能です。

申込期間(令和7年度)

  • 申込期間:令和7年4月1日(火)〜令和8年1月30日(金)
  • 工事完了および助成申請書の提出期限:令和8年2月27日(金)まで

工事前に申し込み、工事完了後1か月以内に助成申請書を提出する必要があります。助成交付額が予算総額に達した時点で受付終了となります。

活用のメリット

大規模修繕工事のタイミングで、エコ・バリアフリー化工事を組み合わせて実施することで、効率的な施工が可能です。マンション管理組合として上限100万円まで助成を受けられるため、共用部分の高断熱窓導入、エントランスのバリアフリー化、共用廊下のLED化など、複数の改修を同時に進める強力な支援になります。


3. 耐震化支援事業(マンション耐震化)

品川区は、旧耐震基準で建てられた建築物の耐震化を促進するため、マンションを含む建物の耐震診断・補強設計・耐震改修工事を支援しています。

助成内容

  • 補助対象経費:耐震診断、補強設計、耐震改修工事、除却工事
  • 上限額:最大600万円(対象工事により異なる)

マンション向けの主な支援

  • 無料簡易診断の実施
  • 耐震アドバイザーの無料派遣
  • 耐震診断費用の助成
  • 耐震補強設計費用の助成
  • 耐震改修工事費用の助成

特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化支援

東京都耐震改修促進計画において指定された特定緊急輸送道路の沿道建築物については、さらに手厚い助成制度が用意されています。

  • 耐震補強設計、耐震改修、建て替え工事、除却工事に対する助成金の交付

木造住宅の助成拡充

令和9年度まで、木造住宅の耐震化助成を拡充しています。マンション本体は鉄筋コンクリート造であることが多いため、本拡充は主に戸建住宅向けですが、マンション周辺の木造老朽建築物の不燃化・耐震化を促進することで、地域全体の防災性能向上につながります。

活用のメリット

旧耐震マンションの大規模耐震改修は、住民の生命を守る最重要課題です。最大600万円という大型助成を活用することで、管理組合の自己負担を大幅に圧縮しつつ、首都直下地震への備えを進めることができます。


4. マンション建替え・改修アドバイザー制度利用助成(派遣料全額助成)

品川区独自の手厚い支援として、(公財)東京都防災・建築まちづくりセンターが実施する「マンション建替え・改修アドバイザー制度」を利用した管理組合に対し、派遣料を1回まで全額助成する制度があります。

助成内容

  • 派遣料の全額助成(1回まで)

対象

  • 区内の分譲マンション

活用のメリット

通常、マンション管理士などの専門家に相談するには相応の費用がかかります。品川区のこの制度を活用すれば、派遣料が全額助成されるため、管理組合の負担はテキスト代と消費税程度のみとなります。複雑な合意形成や専門的判断が必要なテーマで、専門家の知見を低コストで得られる極めて有用な制度です。


5. マンション支援(相談・派遣サービス)

品川区は、有料・無料の各種相談・専門家派遣サービスを充実させています。

マンション管理相談(無料・事前申込制)

  • 日時:毎月第2・4水曜日 午後1時から午後4時まで
  • 相談時間:1回につき50分程度
  • 回数:同一年度に3回まで
  • 場所:品川区役所 本庁舎 6階 住宅課内 他
  • 相談員:マンション管理士

マンション管理士派遣(無料・事前申込制)

  • 時間:1回につき2時間程度
  • 回数:1組合につき3回まで
  • 相談員:マンション管理士

建替・修繕相談(無料・事前申込制)

  • 日時:毎月第3火曜日 午後1時から午後4時まで
  • 相談時間:1回につき80分程度
  • 回数:同一年度に3回まで
  • 相談員:弁護士、一級建築士、マンション管理士

一級建築士派遣(無料・事前申込制)

  • 時間:1回につき2時間程度
  • 回数:1組合につき3回まで
  • 相談員:一級建築士

これらの相談・派遣サービスは、すべて事前申込制で1週間前までの予約が必要です。総会前の検討段階や、専門的な判断が必要な場面で活用できます。


6. アスベスト除去等助成

築年数の古いマンションでは、共用部分や設備配管の保温材などにアスベスト含有材が使われている可能性があります。品川区はアスベスト関連の調査・除去費用を助成する制度を運用しています。

助成内容

  • 補助対象経費:建物のアスベスト除去工事費用
  • 助成額:費用の3分の2
  • 上限額:100万円

注意点

吹付け材でないものは助成の対象となりません。具体的にどのような建材が対象となるかは、事前確認が必要です。

活用のタイミング

大規模修繕工事を計画する段階で、アスベスト含有調査を組み込むことが推奨されます。事前調査により含有が判明すれば、除去工事を含めた総合的な工事計画を立てることができ、工事中のアスベスト飛散リスクも回避できます。特に1970〜1980年代に建てられた中高層マンションは、吹付材や保温材にアスベストが含まれている可能性が高いため、早めの調査が安心です。


7. しながわゼロカーボンアクション助成(省エネ・創エネ機器)

品川区はゼロカーボンシティ実現に向けて、太陽光発電・蓄電池・高効率給湯器等の導入費用を助成しています。

助成内容

  • 補助対象経費:太陽光発電、蓄電池、高効率給湯器等の導入費
  • 助成額:導入機器に応じた一定額
  • 上限額:300万円

対象

  • 区民、マンション管理組合、事業者

注意点

予定件数に達し次第、受付終了となります。年度の早い段階で計画を立てることが重要です。

活用ポイント

マンション共用部での太陽光発電・蓄電池導入は、電気料金削減・災害時のレジリエンス強化(停電対策)・CO2排出削減の3面で効果があります。大規模修繕のタイミングで屋上防水工事と組み合わせて太陽光発電を導入するのが、最も効率的な施工パターンです。


8. 品川区マンション管理計画認定制度(令和5年4月1日開始)

品川区も令和5年4月から国のマンション管理計画認定制度を運用しており、マンションの管理計画が一定の基準を満たす場合に、適切な管理計画を持つマンションとして認定を行っています。

認定取得のメリット

管理組合向け

  • 管理計画認定マンション閲覧サイトにおけるマンション名の公表
  • 適正に管理されたマンションとして市場で評価される

区分所有者向け

  • フラット35維持保全型における借入金利の引き下げ
  • マンションすまい・る債の債券利率の上乗せ
  • 固定資産税の減額(長寿命化に資する大規模修繕工事を行った場合)

対象

区内の分譲マンション(ワンオーナーの賃貸マンションは対象外)。申請にあたっては管理組合の集会(総会)での決議が必要です。

認定の有効期間

認定を受けた日から5年間。有効期間内に認定の更新を行わない場合、認定は失効します。

申請方法

5つのパターンがあり、(公財)マンション管理センター、(一社)マンション管理業協会、(一社)日本マンション管理士会連合会等を経由する方法と、品川区に直接申請する方法から選択できます。


助成金活用の実践ポイント

品川区の助成制度を最大限活用するためには、いくつかの実践的なポイントを押さえておく必要があります。

①事前申請が絶対条件

品川区の住宅改善工事助成事業では、「申し込みは必ず工事前に行ってください」と明記されています。すでに契約済み・着手済みの工事は対象外となるため、スケジュール管理が極めて重要です。

②区内施工業者の利用が条件

住宅改善工事助成事業は、区内施工業者を利用することが条件です。品川区住宅センター協議会を通じて施工業者を1社紹介してもらうことも可能で、地元密着の業者選定が前提となります。

③管理組合の総会決議が必要

調査・修繕等の実施について、管理組合の総会または臨時総会での決議が必要です。決議のタイミングから逆算した計画立てが重要です。

④予算上限到達で受付終了

すべての助成制度は予算消化型のため、予算上限に達した時点で受付終了となります。年度の早い時期、可能であれば前年度から相談・準備を始めるのが理想です。

⑤無料相談・専門家派遣を積極活用

品川区は無料のマンション管理相談、マンション管理士派遣、建替・修繕相談、一級建築士派遣など、極めて手厚い無料相談メニューを用意しています。助成申請に進む前の段階から、これらの相談サービスを活用して、適切な制度の組み合わせを検討することが推奨されます。

⑥3層併用で効果最大化

品川区の助成、東京都の助成、国の助成を3層で組み合わせることで、自己負担を大幅に圧縮できます。


品川区マンション管理組合の典型的な活用フロー

第2回大規模修繕+耐震改修+エコ&バリアフリー化を実施する際の、典型的な活用フローをご紹介します。

ステップ1:無料相談・アドバイザー派遣の活用 マンション管理士派遣、一級建築士派遣、マンション建替え・改修アドバイザー(派遣料全額助成)を活用し、専門家の知見を得ながら方向性を検討します。

ステップ2:マンション管理計画認定の取得検討 認定取得により、住宅金融支援機構の金利優遇、固定資産税減額措置などの優遇措置を受けられる体制を整えます。

ステップ3:管理組合総会で計画修繕調査を決議 調査実施について総会決議を取得します。

ステップ4:分譲マンション計画修繕調査支援制度の申請 調査業者との契約前に申請し、交付決定を受けてから契約・調査実施に着手します。

ステップ5:長期修繕計画の見直し・施工業者選定 調査結果に基づき長期修繕計画を見直し、区内施工業者の中から適切な業者を選定します。

ステップ6:耐震化支援事業の活用 旧耐震マンションの場合、最大600万円の耐震改修工事助成を活用します。

ステップ7:住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー)の活用 大規模修繕のタイミングで、共用部分のバリアフリー化や省エネ改修工事を組み合わせ、上限100万円の助成を活用します。

ステップ8:しながわゼロカーボンアクション助成の活用 屋上太陽光発電・蓄電池導入を行う場合、上限300万円の助成を活用します。

ステップ9:東京都・国の制度の併用 東京都マンション改良工事助成(利子補給)、住宅省エネ2026キャンペーンなどを併用して、自己負担をさらに圧縮します。

このフローを通じて、調査から大規模修繕・耐震改修・エコ&バリアフリー化・省エネ機器導入までを一連の流れで進めることができ、自己負担の大幅な圧縮と工事の効率化が同時に実現できます。


まとめ

品川区のマンション管理組合向け助成制度は、東京23区のなかでも**「修繕」「バリアフリー」「省エネ」「耐震」「アドバイザー」と多角的に整備された手厚い支援体系**が大きな特徴です。分譲マンション計画修繕調査支援制度、住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー、上限100万円)、耐震化支援事業(上限600万円)、しながわゼロカーボンアクション助成(上限300万円)、アスベスト除去等助成(上限100万円)、マンション建替え・改修アドバイザー派遣料全額助成と、ライフサイクル全般にわたる多彩なメニューが整備されています。

特に、東京23区内でマンション管理組合を対象にしたバリアフリー助成を実施しているのは品川区、台東区など限られた区のみであり、品川区の制度は貴重な支援メニューです。また、無料のマンション管理相談、マンション管理士派遣、建替・修繕相談、一級建築士派遣など、極めて手厚い無料相談メニューも用意されており、申請前の専門家相談から制度活用までを包括的にサポートできる体制が整っています。

ただし、品川区の助成制度は「事前申請(工事前)」「区内施工業者の利用」「総会決議必須」「予算消化型」という共通ルールがあり、計画的なスケジュール管理が成否を分けます。複数の助成を順序立てて活用するためには、長期視点での計画立てと、無料相談を起点とした丁寧な事前準備が不可欠です。

大規模修繕や耐震化、エコ&バリアフリー化を控えた品川区のマンション管理組合は、早めに品川区都市環境部住宅課 住宅運営担当へ相談し、適用可能な助成制度を洗い出した上で、工事計画と申請スケジュールを統合的に組み立てることをおすすめします。区独自の助成、東京都の制度、国の制度を3層で重ねて活用すれば、自己負担を大幅に圧縮しながら、マンションの資産価値・耐震性・居住性を高めることが十分に可能です。

品川区都市環境部住宅課 住宅運営担当(電話 03-5742-6776、〒140-8715 東京都品川区広町2-1-36 本庁舎6階)が補助制度の窓口となっており、申請前の相談を受け付けています。長期修繕計画の見直しや大規模修繕、各種改修工事を検討されている管理組合は、ぜひ早めに相談されることをおすすめします。


弊社は通常の足場による大規模修繕工事と無足場工法によるロープアクセス工事の両方から最適なご提案が出来る日本でも数少ない事業形態で、ロープアクセスによる工事は通常の足場による工事と比べて平均20%ほど安く工事が可能です。一方でロープアクセスで工事を行える会社が非常に少ないため、ロープアクセスによる工事が行える会社を増やすためにFC本部として安価に施工が出来る会社を増やしています。事業内容として外壁打診調査、漏水調査、ピンポイントの塗装、防水、タイル補修など建物の事であれば何でも行っています。また空室対策、不動産管理、地震保険や補助金助成金申請サポート、各専門の士業の御紹介などオーナー様の様々なお困りごとをトータルでサポートもしております。相談は無料ですので、お悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。

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